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「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 ドラゴンクエストII 悪霊の神々 【どらごんくえすとつー あくりょうのかみがみ】 ジャンル RPG 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1MbitROMカートリッジ 発売元 エニックス 開発元 チュンソフト 発売日 1987年1月26日 定価 5,500円 プレイ人数 1人 備考 パスワードコンティニュー※18〜52文字で可変 判定 良作 ポイント 前作に比べ世界が広大に複数対複数の戦闘JRPGの基礎を確立乏しいイベントのヒント難のある戦闘バランス ドラゴンクエストシリーズ 概要 ストーリー 前作からのシステム変更・改善点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植・リメイク 余談 勇者の伝説が再びよみがえる 概要 『ドラゴンクエスト』の続編。前作の100年後の世界を舞台に、前作主人公の3人の子孫が邪教の大神官ハーゴンに立ち向かう。 パーティーが3人に増え、敵も複数で現れるようになり、戦術性が高くなった。 世界も「船に乗っての大陸間移動」「旅の扉」など前作から格段に広くなっている。 その他様々な点でも大幅にゲーム性が向上しており、ドラクエは勿論、その後の日本産RPGの基礎を確立させた一作である。 ストーリー その昔、アレフガルドの地は、邪悪の化身・竜王に支配されていた。しかし、伝説の勇者ロトの血をひくひとりの若者によって、竜王は倒され、かの地には平和が戻った。その後、若者は王女ローラとともに新天地を目指してその地を旅立ち、はるか遠き大陸に新たな国を築いた。国はその後3つに分けられたが、3国はロトの姉妹国として、ともに発展していったのだ。 ところが、それから百年の後のある日、3国のひとつローレシアの城に、ひとりの傷ついた兵士によって凶報がもたらされる。なんと、大神官ハーゴン率いる魔物の軍団が、姉妹国のムーンブルクの城を攻撃しているというのだ。しかもハーゴンは、破壊の神を呼び出して、世界を破滅させようとさえしていると……。語り終え、息絶える兵士。だが、同時に決然と立ち上がる若者がいた。彼はローレシアの王子。ロトの血筋が、この世の平和のために送り出した申し子。ハーゴン討伐に今、王子は旅立つのだった。(ドラゴンクエストII 悪霊の神々 公式ガイドブックより引用) 前作からのシステム変更・改善点 ワールドマップの拡大・移動手段の登場 前作のアレフガルドは数値換算で100×100マスのワールドマップだったのに対し、256×256マスに大幅に拡大された。なお本作におけるアレフガルドは広大な世界の一地域という扱いであり、町や施設は前作に比べて大幅に簡略化されている。 「大陸間移動」の概念が出来たことで徒歩以外の移動手段が取り入れられ、前作の「沼地の洞窟」のような地下トンネルだけではなく、遠く離れた各地を結ぶワープ装置「旅の扉」や海を渡る「船」が登場している。 特に中盤で船を入手すれば、誇張無しに「どこでも行ける」状態になり、プレイヤーはいやが応にも世界の広さを実感できた。 物語のスタート地点である「ローレシア城」には旅の扉が一つ設置されているが、たどり着いた先は周りを海に囲まれた孤島で、隣の島にある町へは渡ることができない。前作の「スタート地点から見える魔王の城」の図式がここでもみられる。 複数vs複数=パーティプレイ RPG未経験者のため、あえてRPGの常であるパーティを排除して1vs1の戦闘が行われていた前作に対し、今作ではユーザーがRPGというゲームに慣れたことを考慮して、複数の仲間で冒険をするパーティ制が取り入れられた。ここでも更に簡略化を図るため、『ウィザードリィ』等では当たり前だった「キャラクターメイキング」は取り入れず、味方キャラには前もって既定の個性を持たせるという、日本製RPGの特徴の先駆けともいえる形式が採用されている。最初から全員が揃うのではなく、ストーリーが進むにつれて段階的に仲間になる点も同様。 攻撃力・防御力ともに高いが呪文は使えない主人公・ローレシアの王子、剣などの武器も魔法も器用に使うがどちらも中途半端のマイペース・サマルトリアの王子、肉弾戦は弱いが素晴らしい魔法使い・ムーンブルクの王女。後者2人の覚える呪文に関しても区別化されているため、後述のゲームバランスも相まって3人の個性は際立っており、プレイヤーに強く印象付けられる。 キャラのHPが0になって死んでしまった場合、死んだキャラの移動画面でのグラフィックは棺桶になり、生きているキャラが引きずりながら進む。死んだキャラは教会でキャラクターのレベルに応じた金額を寄付することで復活できる。 今作では敵もパーティを組んで登場するようになり、どの敵を先に倒すかという戦略性が加わった。「敵のグループ制(例:「スライム 3ひき」など)」が登場したのも本作からである。 毒攻撃のバブルスライムやキングコブラ、怪力マンドリル、火炎吐きのドラゴンフライ、剛力の脳筋怪鳥バピラス、連続攻撃を行う高火力重装甲のキラーマシーン(*1)、全体即死攻撃のブリザードとデビルロード……などなど、一癖も二癖もある強敵が序盤から終盤まで(通常モンスターとして)登場し、常に気が抜けない戦闘が展開されるのも魅力(?)。 ラストダンジョンでは特別なイベントこそないものの、各階で中ボスが待ち受けている。ブルース・リー主演の『死亡遊戯』を彷彿とさせる登場シチュエーションも相まって興奮間違いなし。 その他戦闘関連 敵にも「会心の一撃」に相当する「痛恨の一撃」が搭載された。SEは「会心の一撃」と同じ。 ただし攻撃時の効果は同じでも仕様が若干異なり「痛恨の一撃」の枠が選ばれて1/8で発動する(7/8は通常攻撃と同じ)。つまり枠自体は「痛恨の一撃候補」のような位置付け。 そのため、それを持っていない敵(スライムなど)は永遠に繰り出すことはない。逆にその枠が多いとプレイヤーキャラ(均一で1/64)よりも高確率で出してくる。 追加効果のある攻撃。 「毒攻撃」対象の攻撃を受けると確率で毒状態になる。毒は戦闘中は何の影響もないが戦闘後、4歩ごとに1ダメージを受けるようになる。 「眠り攻撃」対象の攻撃を受けると確率で眠り状態になる。ラリホーや甘い息よりも目覚めにくいのも厄介。 これは上記の「痛恨の一撃」と同じく「対象の攻撃を受けると確率で発動」なので「候補」のような位置づけである。 新たに搭載された「2回攻撃」。 1ターンで通常の攻撃を2連続で繰り出してくる。プレイヤーも「隼の剣」を持つことで可能となる(王女はこれを装備できないため不可能)。敵の場合これも「2回攻撃」という行動枠に紐づけられているため、これと上記の「痛恨の一撃」や「毒攻撃」などと被ることは絶対にないし、呪文を連撃してくることはない。 次作で、これが「複数回行動」という形になり呪文や痛恨の一撃の連撃をしてくるようになった。 インターフェイスの洗練 後作にも綿々と受け継がれる基礎が完成した。 Iの時には常に正面を向いていたキャラクターが、本作では四方を向いて表示されるようになり、話す際に方角を入力する必要も無くなった。 副作用として東西南北(の方角表示)を手軽に確認できなくなった…が、まあささいな事だろう。 「とる」「とびら」コマンドが廃止(*2)。代わりに「しらべる」コマンドで宝箱を取れるようになり、扉は「どうぐ」から適切な鍵を使用して開ける方式に統一された。 「かいだん」コマンドも廃止され、階段の上に乗ると自動的に昇降するようになった。 間違えて乗った場合、戻るのに2歩移動しなければならないため余計なエンカウントを増やすことにはなる。 装備品の持ち替えが自由に出来るようになったのも本作から。それまでの装備も手元に残るため、メンバー間での融通も可能に。 ただし1人当たりの最大所持数は装備品・アイテム合わせて8個までで、薬草も独自のカウントではなくなった。 寄り道・やりこみ要素の搭載 「冒険とは関係ないミニゲーム」「レアアイテムの存在」が導入された。 買い物をするとランダムで貰える「ふくびきけん」を持っていると、福引所でスロット形式の抽選を行うことができ、揃った図柄次第でアイテムを得ることができる。 福引1等商品の「ゴールドカード」や、はぐれメタルを倒した時のみ得られる「ふっかつのたま」(*3)などは、手に入れた時に友達に自慢しまくった人もいるだろう。武器や防具にも敵から低確率でしか入手できない強力装備などがあり、これらを手に入れるために繰り返し戦闘したり、クリア後も各地を彷徨ったりと、やりこみ要素として作用している。 装備品の増加 特殊な効果を持つ装備品がぐっと増え、戦闘の戦略性がさらに高くなった。 回避率が通常より大幅に高まる「みかわしのふく」、敵からの呪文ダメージを軽減できる「まほうのよろい」、炎や熱関係のダメージを軽減できる「みずのはごろも」、威力こそ弱いが2回攻撃を繰り出すことができるようになる「はやぶさのけん」等々。単純に上昇数値の高い装備に乗り換えていけば良かった前作とは違い、「有用な効果のためにあえて弱い装備品をつけておく」戦略も(ある程度は)成り立つようになった。 強烈なペナルティを与えてくる「呪い装備」も登場。「はかいのつるぎ」などステータスの上昇数値自体は実に高いものが多く、プレイヤーを誘惑してくる。 戦闘中に道具として使うと呪文の効果を発揮できる装備品も登場。ベホイミを事実上無限に使えるようになる「ちからのたて」はその代表格。 その他 世界の「扉」が3種類に増加。銀の鍵・金の鍵・牢屋の鍵と、それぞれに対応する鍵を使わないと開かないようになり、「下手に敵の強い所に行けないようにする」という一種のフラグ管理が行われている。また、鍵は使用しても消えることはなくなった。 2×2で4マス分の大きな扉は銀の鍵・金の鍵どちらでも開けられる。 「教会」が登場。死者の蘇生、毒と呪いの治療を引き受けてくれる。 世界各地で「復活の呪文」を聞けるようになった。また「ルーラ」の呪文も、最後に復活の呪文を聞いたところへ移動するように仕様変更された。 装備品に「兜(頭部防具)」が追加された。 前作では鎧の内とされていた部分が独立した格好になる。 また装備できる区分は1人(ローレシアの王子のみ)2人(ローレシアの王子とサマルトリアの王子)3人(全員)と簡易な形で分けられている。 つまり後のシリーズ作品からすれば戦士にあたるローレシアの王子はすべてが装備でき「まどうしのつえ」や「みずのはごろも」といった魔導士系の武具も装備できる。 「洞窟」は前作では暗闇状態で「たいまつ」や「レミーラ」を使用することでプレイヤーの周囲が照らされるというシステムだったが、城や町の「屋根の下」のように、暗闇の中に入ると別の部屋に切り替わるというシステムに変更された。 新たなダンジョンの種類として「塔」が加わった。外壁の無い所へ進むと落下するというシステムも実装されている。 「ドラゴンの角」では、早くもこの落下を利用した謎解きが取り入れられている。 敵を倒すとアイテムを落とすようになった。 評価点 シリーズ基礎の確立 既に述べた通り、本作から導入された、あるいは前作から改良され、後の標準となった要素は数多い。 そのどれもが前作の良さを殺すことなく、むしろ更に面白くする形で機能している。『DQ3』の大ブレイクの下地を作り出した功績は大きい。 更に広がりを見せる冒険の舞台 フィールドマップの広がりに加えて「船」「旅の扉」といった移動手段の追加により、中盤からの行動の自由度が劇的に上昇。 ストーリーの大筋こそ最終的にひとつの大目的に収束されるが、そこに辿り着くまでの道順はプレイヤーの自由自在。まさに思い描くままの冒険を楽しめる。 「扉」を開く鍵は文字通りのキーアイテムであると同時に、扉の向こうに広がる世界に思いを馳せ、探索欲を掻き立てられる新しいファクターともなっている。 旅立ちの地、ローレシア城にもこれ見よがしに扉で封鎖されている宝物庫や地下牢が存在している。鍵を手にした瞬間、興奮を抑えられず城に向かったプレイヤーも多かったのではなかろうか。 歯ごたえのある冒険・謎解きの面白さ 広大な世界、前作よりもはるかに強力になった敵との戦闘、様々なダンジョンと、征服欲・探索欲を掻き立てる要素が増大している。 雑誌「ドラゴンクエストマスターズクラブ」の『二度と行きたくないダンジョン』アンケートでぶっちぎりの1位を獲得した「ロンダルキアへの洞窟」は、シリーズ最凶の難所として知られる。全7階層の巨大さ・落とし穴・2箇所の無限ループ・行く手を阻む強力な敵・隠された最強武器……。それらを乗り越えた先に広がる未知の光景「雪原」をみて、川端康成の「雪国」の有名な一節のような特別な感情を覚えたプレイヤーも多いだろう。そして中間地点にたどり着く前に、撲殺・焼殺・瞬殺されて下界へ強制送還という「お約束」を辿ったプレイヤーもまた多い。 やれることが広がったことで、世界の謎も更に深化した。作中で得られる情報をきちんと整理した上で行動しなければ絶対に解くことは出来ないだろう。 『ドラゴンボール』よろしく世界各地に散らばった「5つの紋章」を集める必要があるが、ヒントが少なく骨が折れる。しかしその少ないヒント自体はストレートなものが多いので、RPGの基本たる情報収集を怠らなければそこまで難しくない。 海の片隅にぽつんと存在する漁村・ザハン。海をくまなく調べないとたどり着けないこの島では、2つの重要アイテムが待ち受けている。 古くからのDQプレイヤーに「シリーズ最難作品はどれか」と尋ねれば、恐らくほとんどが『FC版II』を挙げるだろう。とはいえ、当時のPCゲームの鬼畜難易度に比べればだいぶ易しい方であった。しっかりメモを取り、アイテムをしらみつぶしに使う根気さえあれば必ずクリアできる。 ロンダルキアへの洞窟の落とし穴も、実は落とし穴を含む地形パネルは一種類しかなく、見抜ければ穴を回避できる(*4)。そもそも迷路脱出法の「右手法」を知っていれば穴にはまらず通り抜けられる(*5)ように設計されている。 音楽 前作同様、すぎやまこういち作曲の音楽も相変わらず評価が高い。 前作では制約上、2トラックしか使えなかったが、本作では3トラックをフルに使えるようになったため、音色と響きに厚みが増している。 仲間が3人揃う前、揃った後でフィールドマップの曲が変わる仕様になっており、どちらの曲も印象に残る。 エンディングテーマ『この道わが旅』は、後にTVアニメ『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』(1990年代版)にて、歌詞を付してのエンディングテーマとして使用された。「卒業式の旅立ち・お別れソング」として使用している学校も多い。 また本作は前作より未来という世界観に合わせて、楽曲も近代的なポップス調の物が多くなっている。 賛否両論点 船入手後の自由度が高すぎる そこまでは地続きの部分しか行けずほぼ一本道なのだが、船入手で色々な大陸に足を延ばせるようになり、探索する楽しみはあれど、どこへ行けばいいのかわからず途方に暮れたプレイヤーも多かった。 うかつに後半行くべき大陸に上陸して強敵と出くわし瞬殺されるケースも多発した。 一応船入手後に前作の舞台であるアレフガルドが目の前にある(船入手の町でも「東の海を渡るとアレフガルド」という人がいる)のでそっちに向かい、ここでラダトームから丸見えの竜王の城に行けば竜王が「5つの紋章探し」のクエストについて説明し「まずは大灯台に行け」と教えてはくれる。(ただし大灯台はドラゴンフライの集団等の凶悪な敵が出現し行程も長くボス戦もあるという難関なので、最初にここに行くのが適正とは言い難い。紋章以外にめぼしい宝もなく、終盤になってから行っても全く問題はない。) のちのシリーズでは、「水門」や「浅瀬」で船の移動範囲が制限されることも増えている。「どこに行けばいいのかわからない」問題は起きづらくなったが、これはこれで「行ける範囲が制限されすぎている」という新たな不満にも繋がっており、「自由度」と「謎解き」のバランスは極めて難しいことがうかがえる。 没落したロトの装備。 前作はロトの剣と鎧のみだったが、本作では盾と兜(*6)も加わりロト装備一式を揃えることができる。 だが防具が全て最強の守備力(呪われたものを除く)を持っているのに対し剣だけは前作の攻撃力40(*7)のままで『稲妻の剣』(80)どころか市販の『ドラゴンキラー』(50)にすら劣っている。そのため名実ともに最強から陥落しており「金策に困りがちな冒険の中盤にタダで手に入るから経済的に役立つ」という程度のものに成り下がってしまった(*8)。 また防具に関しても守備力こそ最強だが名実とも最強と言えるのは兜のみ。鎧はHP回復効果が失われた上に『水の羽衣』に対して守備力では5の差しかなく、ブレスや攻撃呪文の耐性で劣っている(*9)ため実質的に最強ではない(*10)(*11)。盾も『力の盾』と守備力が2しか変わらず力の盾には道具使用の『ベホイミ』効果があるためトータル性能で劣っている(*12)。 問題点 調整不足に起因する高難度 本作の難易度の高さは計算の上で構築されたものというより、調整不足によるバランスの悪さが大きく影響している。 評価点でも述べたように手応えに繋がっているのも事実だが、本作を語る上で避けては通れない問題でもある。 前述の通り強敵が多い。 大体どのモンスターも、プレイヤーの出現地帯への到達レベルを2回りほど上回った強さを持つというアンバランスな状態になっている。サマルトリアの王子が集中攻撃を受けて撃沈するのはもはや日常茶飯事。 + 代表的な強敵たち ホイミスライム 本作ではモンスターにMPが設定されておらず(*13)、事実上呪文が使い放題。そのため序盤の1人だけのときにホイミスライムと戦うと、本作のホイミスライムのホイミ使用率が異常に高い(7/8の確率で唱える)事もあり、延々HPを回復されて戦闘が長引いてしまい易い。 前作も対スターキメラ戦などでこういった事が発生していたが、あくまで1対1なので実質「ダメージの軽減」に近かったのに対し、こちらは回復個体が複数いるとお互い回復し合って手に負えないことがある。 初登場は最序盤だが、冒険の中盤~後半期でも様々なモンスターがこれを回復役としてズラズラと引き連れてくる。他のモンスターと一緒だと、上記の超高頻度でそのモンスターにホイミをかけまくるサポーターとなる(他のモンスターがいない同種のみになると自分にしか使わない)。必然的にザコと知りながらもこれを先に処理しなければラチがあかない状況を作り出している。特にドラゴン角における後述のマンドリルとのコンビでそのいやらしさを感じることだろう。 マンドリル それまで敵の攻撃力が最大25・HP20程度という時期に、攻撃力48・HP40という破格の能力値(*14)で、しかも最大4匹で襲い掛かってくる。物語序盤の割には、受けるダメージが10ポイント近く違うと言えば、その差が分かるだろうか。初遭遇時点で集中攻撃を受けようものならサマルトリアの王子どころかローレシアの王子さえひとたまりもない。 しかも強さからすれば、得られる経験値が18と少ないのも嫌らしい。ローレシアの王子の攻撃やギラで簡単に倒せるリザードフライが25の経験値を貰えるのと比べれば割に合わなさ過ぎる。 ムーンブルクの王女が仲間になっても尚脅威で、出現範囲も広いため、こちらがある程度育つまで長い間苦しめられることになる。 ドラゴンフライ 最大5匹で現れて炎を吐きまくる真紅のトンボ。本作では炎のダメージを防御で軽減できない上に、炎に耐性のある装備もロトの鎧と水の羽衣しかない。HPは低いのでいかづちの杖を手に入れるかベギラマを覚えていればバギ+いかづちの杖orベギラマで一掃できるのが救いだが、戦う機会が多い大灯台では順当に進めていればどちらもまだ使えない。HPを回復させていない状態で、この集団に不意打ちされたり逃走失敗したりしようものなら即全滅コース…と言っても過言ではない。 またラリホーも完全耐性を持っており足止めができないというのも厄介。 パペットマン 不思議な踊りを踊るか、スクルトを唱えるかのどちらか(要するにダメージ手段皆無)なので、このモンスターだけならばこちら側が絶対に死ぬことはない。しかし本作の不思議な踊りは「最大MPの1/3~1/6の量のMPを減らす」というシリーズ屈指の鬼畜仕様。数回踊られただけで大抵MPが尽き、最大4匹連れに遭遇すると、一瞬で呪文使い2人のMPが0になる可能性さえある。しかも素早い上に呪文も効きにくいので、踊られる前に倒すのも困難。 特に「海底の洞窟」では、パペットマンに加えてウドラーに悪魔の目玉と、不思議な踊りを踊る敵が3種類も出現する。さらに溶岩(*15)の上を歩かねばならないため否応なく回復呪文でMPを消費する。おまけに他のモンスターも強く、前述のドラゴンフライも出現して炎でHPを擦り減らしてくるため、ロンダルキアへの洞窟に並ぶ難所である。 メタル系スライム シリーズでは経験値稼ぎの友であるメタル系スライムですら本作では強敵として立ちはだかる。メタルスライムはギラに加えてラリホーまで使ってくる。最大HPも6と高めで、序盤に8匹の集団で現れると全滅の危険もある。しかも経験値も135と後のシリーズに比べると非常に少ない。中盤以降はローレシアの王子なら1撃で倒せるようになるのでカモになるが。 はぐれメタルは最大HP35と高いため、倒そうにもベギラマでHPを削られるだけに終わることが多いどころか、運が悪いとはぐれメタルの方から逃げてくれず会心の一撃も出ないまま、はぐれメタルが逃げるのを祈る、命からがらはぐれメタルから逃げ出すという他のシリーズではまず見られない光景さえ起こりうる。たとえ倒せても、経験値が1050と後発作品に比べるとやはり少ない。 ただし守備力は後のシリーズのような特殊な処理がされておらず255どまりなので、ローレシアの王子のレベルが高くなり、強力な武器を手に入れればダメージが通るようになる。ラスボスの守備力も255なので、はぐれメタルを楽に倒せるかがラスボスに勝てるかの試金石とも言えるかもしれない。 キラーマシーン ラスボス、はぐれメタルに次ぐ全モンスター中第3位の守備力230を誇り、初遭遇時点ではローレシアの王子の攻撃さえ一桁ダメージに終わることも多い。攻撃呪文はまったく効かないのでルカナン重ね掛けぐらいしか有効な対抗手段がない。攻撃も2回攻撃に痛恨の一撃、とシンプル故に強力。 ドラゴン 最大4匹で現れて威力が高めの炎を吐いてくる。ドラゴンフライと違って耐久力も高くザラキとラリホーもまず効かない、と完全な上位変換。 ロンダルキアを目の前にしてロトの鎧も水の羽衣も装備していないサマルトリアの王子が焼き殺され、逃走に失敗し全滅するのが日常茶飯事。 前作と違い上位種は登場しないのが救いと言えば救いか。 デビルロード・バズズ 自己犠牲呪文の「メガンテ」は本作では100%全員死亡… つまり発動されたら全滅確定となる。後のシリーズのように瀕死で生き残るような事も、回避する手段も一切無い。 パーティーに死人がいない場合、 「デビルロードは メガンテの じゅもんを となえた!」 のメッセージが表示される前に突然文字枠が赤くなる。「文字枠が白から赤に」→「呪文のSEが鳴る」→「 『メガンテの じゅもんを となえた!』 のメッセージが表示される」順番に処理されるので、文字枠が赤くなった瞬間に全滅が確定する。 デビルロードはHPが1/4以下に減るとその呪文を1/8の確率で唱えてくるのだが、数匹グループで頻繁に登場する上、後発作品に登場するばくだんいわと違い、炎や甘い息等で熾烈に攻め立ててくる。 さらに上位モンスターで中ボスでもあるバズズは、ボスでありながら同様にメガンテを使ってくる。 デビルロードにはマホトーン、バズズにはラリホーが有効でメガンテを封じる手立てがあるのがせめてもの救い。ただデビルロードは呪文を封じるとベギラマを使わなくなり、炎と甘い息の頻度が上がるのでこれまた厄介。 ブリザード 最大4匹で現れて全体即死呪文のザラキを連発してくる(*16)。これだけなら後のシリーズでも同じような敵はいるが、厄介なのは「レベル最大でも確実な対抗手段が存在しない」こと。 本作の行動順はランダムの要素が極めて大きく、すばやさ最大の王女であっても先攻が取れないことがよく起こる。そしてブリザードは「ザラキかルカナンしか唱えない」ため、ザラキを使う確率が非常に高い(ほぼ半々)。その上、本作にはザラキ耐性を上げる・封殺する装備品が存在しないので「遭遇したが最後運ゲー」ということになる。敵から味方へのザラキの成功率自体は1/8と一見低めだが、何度も連発される事を考えると決して低くはない。 攻撃手段がザラキのみであるため、運良く効かずに倒すか逃げられれば被害はない。そういう意味でも運に左右される。サイクロプスやキラーマシーンといった物理攻撃の強力なモンスターと組んで出現したとしても、本作のルカナンは後述のように欠陥品も同然なので使ってくれればほぼ行動を無駄にするだけなのでラッキーといえる。 前述のデビルロードのメガンテ同様、ブリザードのザラキは唱える前に判定されているようで(*17)、先頭にいるローレシアの王子に効いたと判定された場合、いきなりローレシア王子のHPが0になり、次いでステータス画面やテキスト、そしてブリザードの白い部分(*18)の色が誰かが死亡したときの赤色に染まり 「ブリザードは ザラキの じゅもんを となえた!」 と表示される。ここまでたどり着いたプレイヤーには赤色のステータス枠自体は見慣れたものではあるものの、いきなり画面が赤色に染まるためプレイヤーにトラウマを残した。 更にこちらが先手を取ったとしても、ブリザードはHPも呪文抵抗力もそこそこあるのでイオナズン+ベギラマでも生き残ることもしばしば。こちらのザラキの成功率も50%なのでリスクが高く、そして一番効いてほしいマホトーンは絶対に効かずラリホーもまず効かない。上記のデビルロードが可愛く見えるほどである。 アークデーモン 前述のブリザードやデビルロードのような即死攻撃こそないものの、最強呪文のイオナズンを連発する上、ギガンテスに次ぐ圧倒的な攻撃力で2回攻撃まで繰り出してくるという、(威力中程度の)炎攻撃すら有情に思える強敵。 最大HPも210と高く、最高レベル 最強装備のローレシアの王子でも会心の一撃が出ない限り1ターンで倒すことは困難。こちらのイオナズンも3/7の確率で無効化され、ザラキもまず効かない。さらに物理攻撃も7/64の確率で回避するという俊敏さも持ち合わせている。 おまけにマホトーンに対しては完全耐性を持っているため、最大の脅威であるイオナズンを封じ込めることは不可能。ラリホーがそこそこ効くのがせめてもの救いか。 単体でも充分強いのに、ブリザードやデビルロードを伴って出現することもある。運悪くデビルロード2匹と組んで出てきたときは、甘い息で眠らされたところをイオナズンでぶっ飛ばされるか、デビルロードから先に始末しようとしてメガンテを使われるか…などなど、と全滅を覚悟した方が良い。 上位種に中ボスの「ベリアル」がおり、こちらもまともに戦うと強敵なのだが、FC版では確率は低めなもののザラキが効いてしまう。 ラストダンジョンのボスたちは、1体を除いてなんと(パラメータ上最大HPを256以上にすることができなかったゆえの苦肉の策として)全回復呪文「ベホマ」を使用する(*19)。 ラスボスは前述のとおりベホマを使う上に、攻撃呪文が効かず会心の一撃が絶対に出ない仕様になっているため、「ルカナン」を重ね掛けするぐらいしか有効な戦法もない。判断力の数値が最低に設定されており、自身のHPがMAXでもベホマを使用する事もあるのが救いか。さらに攻撃をくらうと「いしきをなくした」というメッセージと共に眠り状態に陥らされることがある。次回作と違ってザメハはないので眠りを回復することはできず、そのままローレシアの王子が眠ったまま回復が間に合わずに死んだ場合、通常プレイではラスボスにダメージを与える方法がほぼなくなるので全滅が確定する。また、グラフィックの大きさの関係で、ムーンブルグ王女のHPやMPが見えにくくなるという問題もある。 一方、やろうと思えば(そして運が良ければ)低レベルでも撃破は出来るので、ひたすらレベル上げしなければ絶対に勝てなかった前作のラスボスよりは弱いという声もある。 こちらの使う蘇生呪文「ザオリク」は移動中しか使えず、更に蘇生時のHPは1。しかし悪魔神官の使うそれはHP全回復と、次回作以降の仕様を先取りしている(*20)(*21)。 守備力を増減させる「スクルト」「ルカナン」の増減値が1回につき「基本守備力の8~17%」しかなく、さらに重ね掛けしても基本守備力の50%~150%の範囲までしか変わらないというのも厳しい(*22)。 逃げるの成功確率が一律2/3とシリーズでも高めとなっている。 これ自体は問題が無いように見えるが、逆に言えばレベルがどれだけ上がろうと成功確率が上がらないのである。そのため温存策を取る場合、逃げるよりも殲滅した方がかえって消耗が抑えられる、という逆転現象が発生してしまうことも。 もっとも、仮にレベルによって逃走成功確率が上がったとしても、後のような低確率であれば(*23)ロンダルキアへの洞窟などの難易度が跳ね上がっていたのも事実だが。 なお、上記の成功率は大半のボス戦にも適用されており、海底の洞窟とハーゴンの神殿上層部に出てくるものを除き(これらは出現地点に逃亡阻止の処置がされている模様)、同じく2/3の確率で逃げだすことができる(*24)。 一部謎解きの高難度 紋章探しは特に困難。「吹けばそのフロアでの紋章の有無がわかる」アイテム「山彦の笛」を手に入れたところで、前作の「王女の愛」の様にそのものずばりの位置を示してくれるわけではない。笛を吹きまくり、反応があれば床を一歩一歩「しらべる」必要がある(前述の通りヒント自体は分かりやすいが)。 この紋章探しに関連して、とある人物が「かつてメルキドと呼ばれた街の南に~」と助言してくれるが、前作未経験者には「?」となるヒントであることは否めない(本作では前作のメルキドは勿論、その跡地にも何もない)。 もっともこの助言の場所である大灯台はこの時点では場違いな難易度なので気付かなかったらむしろラッキーである。 紋章を納めに向かう祠の場所については 「海のどこかに」 というアバウトな一言。海上でわずか1マスの祠を探さねばならないが、これには「海上を彷徨いながらレベルを上げさせる」というゲームバランスが組まれている一面がある。 とは言え、主要地点同士の動線上にあるため、思いがけず見つけることも多い。 紋章を集めた上で入手する「ルビスの守り」はラストダンジョンで使用するのだが、最後の紋章はラストダンジョンへ向かう途中のダンジョン内にある。 そのため、紋章を入手した時点で一度戻る必要があるのも面倒であるし、気づかない等でそのまま先へ進んでしまいラストダンジョンで途方に暮れたプレイヤーの姿もあった。 進行必須アイテムの「水門の鍵」及びその持ち主であるラゴスの発見もかなり高難易度。 「ラゴスという泥棒が水門の鍵を盗み出した」「ラゴスはペルポイの町の牢屋に捕まっている」というところまでは情報収集を欠かさなければ聞き取れるのだが、ペルポイの牢屋に実際に行くと牢番の「ラゴスは脱獄してしまった」の一言と共にパッタリと足取りが辿れなくなってしまう。 気付いてしまえばなんてことはないところに隠れており、見つけ出してしまえば水門の鍵も普通に譲ってくれるのだが、ほぼ完全なノーヒント。前作をプレイしていれば勘のいい人なら気付けるかも……というレベルの発想の転換が求められる。 シナリオ進行的にはラゴスに会うのは金の鍵入手で解禁されるイベントなのだが、金の鍵を使って探索できる範囲には、旅の扉の行き先がラゴスと同じトリックで隠されていた部屋だったというパターンが数多く配置されている。一応これがヒントと言えなくもないが、これをラゴスに結びつけるにはそれなりの勘が必要だった。 ラストダンジョンの1階から2階に移動する方法については完全ノーヒント。 やる事自体は特定の場所でイベントアイテムを使うだけの事なのだが、ここまでアイテムを使用するイベントには一応はヒントがあったため、全くヒントがないためにイベントアイテムを使用するという考えに至らないプレイヤーも多かった。 加えてアイテムを使用する場所も目立つとはいえただのデザインと見れなくもなく、使用するアイテムも既に別のイベントで使用済みのアイテムである。 流石に公式ガイドブックでもこの点を考慮したか、Q Aコーナーにほとんど答えも同然のイラストが掲載された。 …「意外と簡単だと思うが」などというコメントが付いているが、まったくそんな事はない。 なお、謎解きと呼べるのはここが最後で、これ以後は比喩でなく1本道が最上階まで続く(*25)という、歴代でも珍しいシンプルなラストダンジョンになっている。 これらの謎解きの難易度の高さは、プレイヤーが学校などで情報交換を取り合うことも想定していた。 当時少し遅れてプレイし始めた人は、そこまでゲームが進行していないにもかかわらず、友達から答えを聞いて知っている、という人も少なくなかったのではないだろうか。 完全にノーヒントで一人でプレイすると、謎解きを全てこなすのは困難である。 実は謎解き難易度の高さは戦闘難易度の高さと表裏一体の部分があり、「謎解きで世界のあちこちを放浪しているうちに、自然と適正なレベルまで経験を積む」ことがある程度意図されて設計されている。ただ、成果の上がらない探索を延々とやらされている感が否めないのも事実である。 妙に弱いサマルトリアの王子 仲間にする際の右往左往、そしてそれを締めくくる「いやー、さがしましたよ」という、プレイヤーの感情を逆なで(*26)する迷台詞。それに反してステータスの伸びは悪く装備も貧弱で、うかつに攻撃に参加させるとたちまちあの世行きになるその頼りなさは「器用貧乏キャラ」の代名詞として扱われている。安定して使える攻撃呪文は低火力の「ベギラマ」、回復は「ベホイミ」と、こちらも頼りない。装備可能な最高攻撃力の武器が3人揃うより前の序盤に購入可能な「てつのやり」(*27)で終了とは、流石にロトの子孫としていかがなものか。 右往左往に関しては、王子側もこちらを探しているために起こったすれ違いであるし、FC版では勇者の泉で清められた際にフラグがたち、直接リリザの街にいけば仲間にできる(*28)ためにそもそも右往左往せずに済むこともあった。 ステータスに関しては呑気者という設定を反映してか、実はレベル30手前あたりからステータスの成長率が急上昇をはじめ、最終的にはやぶさの剣や鉄の槍でもまともなダメージを出すようになるのだが、本作の平均クリアレベルは30強であり、ステータスが上がり始めた直後にクリアしてしまうというケースが多かった。後述しているが、開発が難航した関係で、開発が想定したクリアレベル帯と実際のクリアレベル帯に大きな差が生じているのも一因だろう。 ベギラマはレベル18にならないと覚えないにもかかわらず、設定ミスで王女がレベル4で覚える「バギ」と同威力(17~33ダメージ)となってしまっている(説明書や公式ガイドブックには本来の威力である30~50ダメージと書かれている)。敵全体に攻撃できるメリットはあるとはいえ、覚えるレベルで行く場所ではもはや火力は一線どころか削りに使うとしても弱すぎるという状態になってしまった。 ベギラマの弱さが目立つが本作はベホイミも王女がレベル1から使えるせいなのか妙に弱い。本作のベホイミは移動中と戦闘中で回復量が違うのだが、移動中だと回復量34~66でなんと回復量が薬草と同じである(薬草がシリーズ屈指の強さ、とも言えるが)。ホイミの回復量が25~42なのでヘタするとホイミより回復しない有様。戦闘中も回復量45~85とばらつきが大きい上に、力の盾の使用効果で無限に使えてしまう(*29)。 とはいえ、帰還の呪文「ルーラ」やザオリクは彼しか使えないし、序盤のホイミ・ギラ・キアリーは「湖の洞窟」攻略にかかせない。パーティメンバーが多ければアイテムの所持量が増え、敵の攻撃も分散する…と、実際には無くてはならない存在であるのがまた面白い(「蘇生役が真っ先に死ぬ」「ピンチの時ほどルーラ役が死んでいる」といった事情が、余計に「使えない奴」という印象を助長している節もあるが…)。 『ふっかつのじゅもん』の冗長化 ゲーム内容の増加に伴って復活の呪文が冒険の進行と共に長くなっていき、最長で52文字にもなる。そのため、ゲーム再開時の呪文の入力に時間が非常にかかる。うっかりメモを取り間違えてしまい、「じゅもんが ちがいます」のコメントを前に絶望するプレイヤーが続出した。 使われる文字は「あ~ぽ」までの64文字分の平仮名。「だ」行の代わりに「ぱ」行が入ったため、前作で生じた「じ・ず」と「ぢ・づ」の混乱はなくなったが、今度は濁音「ばびぶべぼ」と半濁音「ぱぴぷぺぽ」を誤認するケースが多発した。 そもそもRF接続しかないファミコンと当時のテレビでは「ドットの滲み」が激しいので濁点と半濁点の判別は著しく困難(*30)。 パーティメンバーが増えるほど呪文も長くなる。手持ちのアイテム数も長さに関係しているため、アイテムを減らせば多少は短くすることが出来る。 長くなったと言ってもフラグの全てを管理しているわけではないので、その隙を突いて「みずのはごろも(*31)」や、「いかづちのつえ(*32)」を複数入手するという裏技も存在する。 幅が大きすぎる乱数 ダメージ計算や行動順に用いられる乱数に妙に幅がある。また呪文の数値にも大きなばらつきがあり不安定。 特に行動順に割り振られる乱数が極端に大きく(素早さ÷2の値に0~255加算される)、寧ろ素の素早さの影響の方が小さいとすら言える。これにより最高レベルでも序盤の敵に先制行動されたりする。呪文の威力も最低と最大に倍ほどの差がある。 この煽りを受け、比較的高い素早さや中級回復呪文を売りとしているサマルトリアの王子の使いにくさに更に拍車をかけている。 この辺りの大雑把さはウィザードリィ等も同じであり、この時期としてはそう珍しいものでもない。以降の(日本製)コンピュータRPGでは徐々に乱数の幅が減っていく。 もっともウィザードリィはテーブルトークRPG『ダンジョンズ ドラゴンズ』の影響を受けまくっているので当然である。そして当時のコンピュータRPG全体がウィザードリィ(及びウルティマ)の影響を受けまくっている。 D Dに限らずTRPG(及びボードゲーム版SLG)は乱数の影響が大きい物が多い。それによって起こる思わぬ事故がまた醍醐味として楽しまれているのだが、アドリブによる物語の修正が効かないうえ、TRPGとは比べ物にならない回数の(正に「桁が違う」)戦闘を繰り返すコンピュータRPGには向いていなかったのだろう。 その他 本作より、敵を倒すとアイテムを落とすようになったが、本作には仕様上、落とし穴がある。 薬草などごく一部以外のアイテムは、1つでも既に所持しているとそのアイテムを落としても内部でゴールドに置き換えられる(*33)。そのため、ドロップ品でしか入手できないアイテムは1つまでしか入手できない(リメイク版で修正)。 特に問題なのが「不思議な帽子」。守備力は4(被ダメージ1軽減)と「ないよりはマシ」ぐらいだが消費MPが若干軽減される特殊効果、何よりサマルトリアの王子とムーンブルクの王女にとって唯一装備できる兜であることもあって魅力たっぷりだが、モンスターのドロップ限定で低確率でしか入手できない上に1つまでしか所持できないため、2人同時に与えることは絶対にできない。この仕様は公式ガイドブックなどにも記載されなかったため、2つ目を入手しようと無駄な時間を費やしたプレイヤーも少なくなかった。 本作にはまだ預かり所は存在せず、仲間をパーティから外すこともできなかった。後の『IV』のはぐれメタルヘルムと違って、複数入手する手段は無いのである。 鍵の管理が面倒 イベントアイテムの「水門の鍵」を除くと3種類の鍵が存在するが、どんな扉でも開けられるような万能キーがない。ムーンブルクの王女が「アバカム」を覚えるまでは、3つ全ての鍵を持って管理する必要がある。 銀の鍵は終盤に利用価値がなくなるが、攻略情報でも見ない限りどの鍵がいつまで必要かは分からない。牢屋の鍵は下手に捨てると詰んでしまう可能性もある(詳しくは後述)。結局全種の鍵を持って数少ないアイテム欄を圧迫されながらのプレイになってしまいがち。 福引きの5等が薬草。 当りの最下位である5等は15Gでどこでも簡単に買える薬草(売っても12G)。福引券そのものが53Gで売れることを考えれば事実上のハズレでしかない。こんなことなら絵柄2つ揃いの残念賞による福引券バックの方がはるかにマシである。 総評 1人旅だった前作から一歩進み、キャラクターに与えられた明確な個性と、複数パーティという仕様によりもたらされた戦闘の戦略性は斬新な要素であった。 また乗り物などといった行動範囲を拡げる要素も取り入れられるなど、以降のRPGにおける新たなお約束もここで初登場した。 まさにこの後に登場したRPG全ての原点ともいえる存在であろう。今遊んでもその面白さは全く古びる事はない。 上述の通り、調整不足から来るバランスの悪さと難易度の高さが欠点だが、それがまた良くも悪くも歯ごたえの高さに繋がっている。 ライトユーザー向けの易しい難易度のRPGでは物足りない人は是非とも挑戦してみて頂きたい。 移植・リメイク FCの他、MSX1とMSX2版が発売されている。 あるキャラに話しかける際、ムーンブルクの王女をある状態にすると「あぶないみずぎ」が貰えるイベントが追加される。この時MSX1版のみ、水着(モノキニ)を着た王女の一枚絵が(モノクロ画像だが)表示される(一方でMSX2版ではイベント自体は存在するものの一枚絵は無い)。「あぶないみずぎ」は『III』にて装備として正式に採用された。これが俗に言うドラクエ名物「セクハラ装備」の始まりである。 貰うときは何故か「ハイレグのみずぎ」と言って渡される。渡された後はメンバー全員が見てる前で生着替えさせられて、やんややんや言われるセクハライベントが発生する。 上記の通り装備区分の関係でローレシアの王子は全ての武具が装備可能なのだが、さすがにこれは特別で王女しか装備できない。仮にできても野郎さんがこんなものを着た姿など見たくもないことは言うまでもないが。 モンスターの出現パターンも変更。キラーマシーン3体や悪魔神官4体のように凶悪なパターンもある。 画面スクロールは両機種版共に8ドット単位でガクガクしており、カーソル入力の反応もよくはない。 ちなみにMSX版・MSX2版を製作したのはエニックスが発注した個人請負のプログラマーとのこと。 1993年には『I』と共にSFCにて『ドラゴンクエストI・II』としてリメイクが行われた。難易度等が調整されており、かなり遊びやすくなっている。1999年にはGB版も発売。 詳細は上記リンクを参照。 2005年には携帯電話アプリ版、2014年にはスマートフォン版も配信されている。 2017年に上記を元にした3DS・PS4版が、2019年にはSwitch版が発売された(ダウンロード専売)。 2011年にはロト編の3作をWiiに移植した『ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III』が発売された。中断セーブ機能が追加されている。当然だが、復活の呪文もそのまま使える。 余談 本作の難易度の熾烈なバランスは前述の通りだが、このような状態になってしまった原因は開発スケジュールの余裕の無さに起因している。 本作の開発期間は『I』発売から数えてわずか7ヶ月しかなく、皆で手分けして各部の作業を行うように割り振った結果、「最初から最後まで通しでテストプレイをした人間がいない」状態となってしまったのだ。 要所でのテストプレイは行っているものの、それは予め想定したレベルでのテストプレイであり、その想定レベルが実際の到達レベルよりも、かなり高かったため難易度が上昇してしまったのである。 因みに、当時エニックスからの催促が鬼の様にかかってきて、難航した開発との板挟みになり、ゲーム発売後に堀井雄二は胃潰瘍で倒れてしまったエピソードが本人から語られている。 一応の時点だが最初から通して遊べる段階で、スタートからロクでもない難易度だったと、中村光一とすぎやまこういちの対談で語られ、すぎやまが驚いていた。参考までに、普通に進めた場合、ロンダルキアへの洞窟はLv24(経験値90000)前後での踏破となり、公式ガイドブックの到達レベルは30(同230000)である。 パッケージウラの画面写真の1つが戦闘画面になっており、なんとローレがレベル1、サマルとムーンがレベル7でブリザード1体・ギガンテス2体と戦っているという、まず普通のプレイではありえない状況となっている。 言うまでもなくこんなレベルではブリザードのザラキ以前にギガンテスの一撃で即死必至。全部会心の一撃が出たとしてもまず1体すら倒すことなどかなわないだろう。 そもそもローレが死んだまま二人だけレベル7まで上げる時点でもとんでもなく面倒な作業を強いられる。それでいてそんな状態でロンダルキアでこの組み合わせと遭遇する状況など、正攻法プレイでは意図的にやろうとしても実現できる可能性は限りなくゼロに近い(*34)。 『ファミリーコンピュータmagazine』の1987年度ファミマガゲーム大賞では28.02点(5点満点×6部門=30点満点)という驚異的な高得点を叩き出した。 これは結果的に最後まで破られることない歴代最高記録となった。 糸井重里はロンダルキアへの洞窟を踏破した際の「思えば遠くへきたもんだ」という感慨から、広いフィールドが特徴の『MOTHER』作成のヒントを得たと語っている。 本作で登場した「痛恨の一撃」は「敵が会心の一撃を出してきた!」という強烈なインパクトを放ったが、現在からすればちょっと笑えるネタもある。 それは小学生ぐらいならば「痛恨」という言葉自体知らず「つうこん」という文言自体をこのゲームで初めて見たせいで「つうこん」を「IIコントローラー」の略称「ツーコン」と勘違いしたというもの。当時は平仮名、片仮名を満足にすべて使えるゲームはほとんどなかったため、こういった表記もザラだったことや、対戦ゲームではCPUが2Pの代わりだったことなどもあって「敵→CPU→2P→IIコン」のような三段論法的解釈でネタでなくマジにそう思ったという現在からしたら冗談としか思えないことが起きてしまったようだ。実際「ファミマガ」コト「ファミリーコンピュータMagazine」の「DQII Q A」のコーナーの投稿イラストにも「IIコンの一撃!」とIIコントローラーの絵が描かれたイラストがあった。因みにこの「ツーコンの一撃」は現在でもネタとしてよく使われる。 この当時のゲームは容量との戦いが避けられず様々な形で使い回すことによる削減の工夫が本作や本シリーズに限らず見られた。本作ではその使い回しにさすがに無理筋なものがある。 + ネタバレ注意 それはなんと精霊のほこらで精霊ルビスが「ルビスのまもり」をくれる時の台詞で、アイテム欄が満タンでそれを受け取れない場合… 「でも きみたちは もちものが いっぱいだね。 でなおしておいでよ。」 とまあ、こんなとても似つかわしくないことを言うのだ。それまでの台詞は「わたしを よぶのは だれ? わたしは だいちの せいれいルビス です。 あら?おまえたちはロトのしそんたち ですね? わたしには わかります。 では わたしは ゆうしゃロトとの やくそくを はたすことにしましょう。 わたしの まもりを おまえたちに あたえます。」であり、それまで「おまえたち」「です」「ます」と厳かなイメージから一転、急にくだけた口調になり、まるでコントのようなズッコケ展開になる。 これはラゴスから「すいもんのカギ」を受け取る時に同じく満タンで受け取れないときに言われる台詞をそのまま使い回している。ラゴスの場合は「あは みつかっちゃった! ぼくが うわさの ラゴスだよ。 すいもんのカギを かえすから もう ゆるしてね。ごめんね。」と上記の口調そのものであるため、元々ラゴスありきで作られた台詞と思われる。 普通に考えれば、精霊のほこらのような場所に向かう時の方が準備を整えて行くと思われ、街中に配置されたラゴスでそのようなケースになることが多いだろうと想定してラゴスを優先したと思われる(*35)。 実際ルビスの守りまでも道のりは長く苦しいので先述の通り準備を整える傾向や、それ以前に挫折した者も少なくはないことなどから、上記のようなコントを見た人は少なく、インターネットによる個人の情報発信が確立されるまでは比較的マイナーなネタだった。 MSX1版とMSX2版は同じ容量で移植ができなかったようで容量が倍増された。ちなみにDQ1も容量が倍増されている。 本作と『ポケットモンスターシリーズ』には実はとある縁がある。 書籍『ゲームセンター「CX」』によるとポケモンの開発者である田尻智は、友人であり後にポケモンのキャラデザを担当することになった杉森建がふしぎなぼうしを2個持っているのを見て「どうにかして1個譲ってもらえないか」と悩んだらしい。その経験が後に「友人同士でデータを交換し合う」というポケモンの発想に繋がったのだとか。 しかし、前述のようにFC版ではふしぎなぼうしはどうやっても1個しか所持できない仕様(*36)なので、このエピソードは成立しない。可能性としては杉森が何らかの偶然でふしぎなぼうしを2個手に入れたふっかつのじゅもんを成立させたか、杉森が見栄を張っていたのか、田尻の記憶違いか、あるいは…… 実はふしぎなぼうしを2個にすることが可能なアイテム増殖の裏技が存在する。しかもその手法は、「2つのふっかつのじゅもんを使って、アイテムを他のふっかつのじゅもんから貰う」というもの。ただし後述のデルコンダルにシドーを出現させる裏技が基礎になっているため実践する難度は高い。 有名な裏技・バグ + クリックで展開 復活の呪文を「ゆうて いみや おうきむ こうほ りいゆ うじとり やまあ きらぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ」と入力すると、「もょもと」と名付けられた、Lv48からスタートする(おまけに三万近い所持金と、紋章を既に3つ入手している)(*37)ローレシアの王子が登場する。如何にも制作側の「仕込み」臭い文字列だが、全くの偶然とのこと。(*38) そもそも文字の組み合わせは無数にあるため、意味が通じる文章の復活の呪文が生成されても不思議ではない。もし仕込みであれば、レベルにせよ紋章にせよ名前にせよ、もっと整ったデータになっていただろう。 そもそもこの呪文には堀井雄二が2人いるし(*39)。 現在は復活の呪文の生成プログラムが解析され、さらに意味の通ったネタ復活の呪文も多く作られている。 サマルトリアの王子とムーンブルクの王女の名前は、ローレシアの王子の名前の文字に割り当てられた数値によって選ばれる。 また、ローレシアの王子の名前または復活の呪文の最後の文字(または「おわる」)を入力する時にセレクトとスタートを押しながらAで決定すると、2人の名前を任意に変更できる。ただし再開する度に元に戻ってしまうので、毎回設定し直す必要がある。 これはサマルトリアの王子とムーンブルクの王女の名前まで記憶させようとすると、ただでさえ長い復活の呪文が更に長くなってしまうためである。 サマルトリアの王子に設定される名前の1つ「トンヌラ」はそのどこか間抜けな響きが話題を呼び、後の『V』でも主人公の誕生場面でネタとして使われた。ちなみに『いただきストリート』シリーズなどに2人が登場した際は本作での名前の1つである「クッキー」「プリン」という名前が使われている。 ムーンブルクの王女の名前の1つに「あきな」というものがあるが、それは堀井雄二が当時中森明菜のファンだったためである。 今作に限り集団で現れたモンスターとの戦闘には経験値に補正がかかり、出現した敵の頭数が多いほど1体あたりの経験値も余分に手に入るよう調整されている。 1体ならザコでも束で同時に来られると厄介になるのは必然なので納得のシステムだが、後のシリーズどころかSFC以降のリメイク版でも採用されていない。 復活の呪文で再開した時は、必ず全員のHP・MPが全快、毒や死亡といったバッドステータスも回復している。 但し死亡に関しては、教会で生き返らせたときと同じ額のゴールドがしっかりと減っている(手持ちが復活料金に満たなかった場合は、手持ち0で全員復活)。 とある裏技を利用すると、2回攻撃能力を持つ「隼の剣」に「破壊の剣」の最高攻撃力が宿り、なおかつ「破壊の剣」の呪い効果も起きない恐ろしい武器・通称「はかぶさのけん」が出来上がる。 同時に呪われた防具の防御力を他の防具に適用することもできる。 なお、サマルトリアの王子は「破壊の剣」を装備できないため「はかぶさ」は不可能だったりする。「鉄の槍」の攻撃力を持った隼の剣や悪魔の鎧の守備力で呪われないという程度なら可能。 デルコンダルの城で復活の呪文を聞いてから、ロンダルキアのほこらに入らずに直接ラストダンジョンに挑んでラスボス戦でわざと全滅すると、デルコンダルの城で復活してから一歩動いた瞬間に再びラスボス戦が開始される。このラスボスを撃破するとバグだらけのダンジョンに飛ばされてしまう。 もっともこのバグを実践するには、ロンダルキアへの洞窟からラストダンジョンまで回復無しでノンストップで辿り着かないといけないので、難易度はかなり高い。 「鍵」は重要なアイテムだが捨てることが可能になっている。 そのため、鍵無しでも扉を開ける「アバカム」の呪文を覚えずにロンダルキアのほこらで復活の呪文を聞いた後に「牢屋の鍵」を捨ててしまうと、アバカムを覚えるまでは下界に戻れなくなるという罠がある(*40)。 因みに説明書には「扉の鍵は、金の鍵と銀の鍵の2種類がある」と書かれていて、牢屋の鍵の事は伏せられている。 ボスを一撃で倒すことができる パルプンテの効果の1つに「おそろしいものをよびだす」というものがあり、これにあたると味方が全員気絶し、敵はすべて逃げ出してしまう。これがボス戦にも有効でなおかつ「戦闘終了=倒した」と判定されるため、たとえハーゴンであろうとも逃げ出した後きちんと倒した時のセリフを吐いて絶命する。 ラスボスのみ例外で、「逃げ出した」と表示され敵グラフィックも消えるがすぐに再度表示され戦闘続行となる。 はぐれメタルがたまに落とす「ふっかつのたま」はいつでもどこでも復活の呪文が聞けるアイテムだが、ラスボス撃破後にこれを使っても復活の呪文を聞くことが出来る。 ただし、この復活の呪文で再開するとラスボスを倒す前の状態に戻ってしまう(*41)。 これがバグではなく仕様だがロンダルキアの真白い雪景色は実は「ロンダルキア滞在中」のフラグで管理しており「ロンダルキアへの洞窟」を抜けるなど契機で変化し、フラグが立っていると草原色のパレットを黄緑から白にする形で処理されている。 JICC出版局の攻略本では、まだ先は長いのでちょっとだけ下界からロンダルキアを覗くという技が掲載されていて、記述通り確かに何列も重なる分厚い岩山層の左下の方にかすかに見える森がロンダルキアには違いないのだが、フラグが立っていないのでロンダルキア特有の雪景色ではないことから、そこがロンダルキアだなどと全然実感がわかないものだった。 なおこの記事の挿絵ではローレが「ほら、ここからなら少しロンダルキアが見えるだろ?」と教えるも二人の反応は「ふーん」「まさかそれだけの技なんじゃ…」と冷めたものだった。おそらくプレイヤー(読者)も同じ気持ちだったことだろう。 タイアップ 復活の呪文入力画面のBGM『Love Song探して』はタレントの牧野アンナとのタイアップであり、本人歌唱によるボーカル版が存在する。残念ながらタイアップ自体は不発に終わった。 前作の「ちゅん」や「みやおう」のように、劇中で「まちのうたひめアンナ」が登場し、タイアップ曲の「Love Song探して」を歌うシーンがある(BGMが入力画面の曲に代わる)。 ちなみに、後に『V』が発売された頃にエニックス公式で結成されたアイドルデュオ『ルーラ』がデビュー。『Love Song探して』の歌詞違いver.を含めて様々な曲を歌ったが、これまた不発に。 オールナイトニッポンの特別番組 「オールナイトニッポンスペシャル・徹底追及ドラゴンクエスト2」と題し、ドラクエIIの単一番組が放送された。パーソナリティはのちにドラゴンクエストIIIのヴォーカル版をリリースする鴻上尚史、ゲストは堀井雄二とさくまあきら。ドラクエのラジオドラマ等、ユーザーや原作者堀井雄二からすれば色々な意味で「コレジャナイ感」で溢れていた(*42)。 放送の中で、「ホイミという名前のドリンクを出したら?」とさくまあきらに振られた堀井雄二は苦笑いではぐらかした。後にファイナルファンタジーで「ポーションのドリンク」が出る事になる。因みにこの放送のスポンサーに、後に合併するスクウェアが参加している。今振り返ると「面白い」所も。 放送日は1987年4月4日、発売日から絶妙に経過した頃で難易度的に各種高難度の謎解きについて知りたい時期であり、リスナーのハガキ募集も当然ながら質問だらけとなった模様(*43)。 因みに、ラジオではあるが何気にエニックス全面協力の下ドラクエ単独で初の番組放送である。この放送繋がりで、後にオールナイトニッポンパーソナリティとなる鴻上尚史がドラクエⅢ愛の溢れる放送を送る事になる。 オリジナル実写ビデオ 「ドラゴンクエストファンタジアビデオ」という実写ビデオが1988年に制作された。サイレントドラマとオーケストラで構成、ロト三部作(Ⅰ~Ⅲ)の楽曲からセレクトされたものを使用。メインとなるドラマパートは主にドラクエⅡだが主人公の衣装はⅢ。Ⅲの移動手段で倒しに行くのはⅠの竜王と、初期3作品の要素がコンパクトに再構成されている。(*44) エニックス監修のもと、東北新社が制作。音楽はすぎやまこういち、演奏は東京交響楽団(アレフガルド交響楽団名義)。企画は岡田斗司夫で氏と縁深いガイナックスとゼネラルプロダクツ(*45)が特撮アニメーションと小道具を制作。また、知人で怪獣好きの庵野秀明が竜王のスーツアクターを務めた。制作費1億5千万円。 実写シーンは明らかにチープな点も散見されるが、当時における最先端の特撮やCG、アニメーションの合成技術が駆使されている。モンスターや街や城の雰囲気など、高い再現度で表現された部分もありファンにはうれしい。 この作品が縁でFC版DQ1~DQ4の【公式ガイドブック】に掲載される武器や防具、アイテムのイラストはガイナックスが描き起こすことになった。 その後の展開 『IX』ではローレシアの王子の服アイテムと、サマルトリアの王子とムーンブルクの王女が配信で登場する。 『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードシリーズ』ではパーティーキャラクターが全て登場している。また「はかいのつるぎ」を装備して条件を満たすと「滅・はやぶさ斬り」なる技が使えるという凝った演出がある(実況まで「恐るべき隠し技!」「まさかの2回攻撃!」と叫ぶ徹底ぶり)。 双葉社と旧エニックスからゲームブックが発売されている。 双葉社のものはギャグ要素がかなり多めで、どちらかといえば子供向け。もっともファミコンソフトは子供向けに作られているのが基本だったので、本来のターゲット通りだが。 エニックスのものはオリジナル要素が多めだが、かなり完成度の高いものになっている。著者はTRPGや神話・FT関連書籍を多く手掛け、後に『I/O』のシナリオも担当した健部伸明。呪文発動時の凝った詠唱など、彼の持ち味が存分に発揮されている。 ストーリーも、主人公達が世界を巡ることで、当初はバラバラだった各国が打倒ハーゴン軍を目的に纏まっていく過程が丁寧に描写されており、そのクライマックスとも言えるサマルトリア攻防戦は最大の見所の一つ。更に「はかぶさの剣」や「デルコンダル城でラスボスと戦える」バグ(前者は運次第だが、後者はきちんとした理由付けがされている)まで再現しているこだわりっぷりで、エニックス発売のドラクエゲームブックでは『II』が最高傑作だと評する人も多く、かなり大量に流通したにもかかわらず、現在ではAmazonでもプレミア価格になっている。 キャラクター面では特に、サマルトリアの王子が非常に格好良く書かれているのが特徴。一人称もローレシアの王子が「ぼく」なのに対し彼は「俺」とワイルドな感じになっており、ヘタレのイメージを覆す新たなサマルトリアの王子像が活き生きと綴られている(また、ゲーム本編ではあまり目立たなかった竜王のひ孫も出番は少ないが重要キャラで、普段こそお茶目だが要所では渋い姿を見せてくれるため好評)。上にも書いたとおり現在での入手は困難だが、手に取る機会があればぜひ一読してもらいたい。 前作に続いて小説版も発売された。著者はロト三部作共通で、高屋敷英夫。しかしゲームのイベントをいくつも端折っている割に、オリジナルキャラの活躍に尺を取っており、完成度は前作より低い。 このオリキャラ魔法剣士「ガルド」はライバル役として登場するが、ローレシアの王子を圧倒するほど強く、サマルトリアの王子が決死の覚悟で唱えたメガンテでも怯むだけ、その動きは大幹部の悪魔神官でも捉えられず、実は前作小説に登場した勇者の仲間(※こちらもオリキャラ)の子孫で、悲劇的な過去を背負っており、終盤で仲間になり、ラストバトルで大活躍し、惜しまれつつ死ぬ…という、いかにもなメアリー・スー系キャラであった。 因みにサマルトリアの王子は、妹や父親に「スライムにも勝てない」と呆れられ、ムーンブルクの王女には振られ、戦闘では悲鳴を上げて逃げ回り、すぐにヒステリーを起こし…と、ゲームでもそこまで酷くはないだろうというほどのダメキャラにされている。最後の最後で報われたが。 「締め切りを勘違いしており、急いで書いた」とあとがきにある通り、やたらと改行が多かったり、ゾンビ系モンスターの腐臭の酷さばかりくどいほど強調されたりと、露骨なやっつけ臭すら漂っている。 その一方で本作で弱体化されたロトの剣に対して独自解釈を交えつつフォローされた点については好評となっている。 『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』や『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』では、ドラクエIIの世界のその後の世界を冒険することになる。 吉崎観音の漫画『ドラゴンクエストモンスターズ+』でも、本作のその後の世界が描写されている。破壊神を倒し世界に平和をもたらしたはずのローレシアの王子は、その強すぎる力ゆえに(魔法を使えるわけでもないのに)「破壊神を破壊した男」として人々から迫害されるという、メタとシリアスが入り混じった設定が存在する。 更に、救援に駆け付けたサマルトリアの王子が「俺の剣は二度“破壊”の風を起こす……」と言い放ち、“古流剣殺法二文字・サマルトリア仕立て”なる剣術を披露する。バグ技をも取り入れたその設定には古参ファンも吹き出した。前述のように、サマルトリアの王子ははかぶさの剣を装備出来ないのだが、そこは気にしないのがお約束。 2013年のドラマ『ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~』4話にも登場。主役の礼二と木戸が受験勉強の傍ら今作を攻略、ロンダルキアの洞窟を抜け受験にも合格するという話になっている。 ちなみに作中で使われていたパスワードは実際に使用可能である。 お酒の漫画「BARレモンハート」(古谷三敏)には、ドラクエⅡをネタに丸々1話使った回がある。マスターがドラクエⅡにちなんで出したお酒とは?(実在の酒で現在でも日本で購入可能) ドラクエが好きなのか、他にも「メガザルロックみたいな顔したヤロウが」というセリフや、「メラゾーマという名のカクテルが」などとドラクエネタが他の回でも出てくる。カクテル「メラゾーマ」のレシピはスピリタス(アルコール度数96.5度)にタバスコをワンダッシュ入れるという超強烈なもので、この漫画発祥ではなく実在するものである。スピリタスは酒専門店に行けば大抵売っているので作ってみよう。
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pgid / pgid / pgid pgid / No.081〜No.100 / pgid pgid / pgid / pgid クエスト081〜100 TOP クエスト クエスト081〜100 [#z6bd2e28] クエスト一覧 [#q86acddd] 関連項目 [#x12cf6c7] No. クエスト名 場所 相手 内容 報酬 クエスト発生条件 081 ハンマーチャンス! エルシオン学院2F美術室 ミズッチ グビアナ地下水道に現れるジェリーマンを倒すと低確率で手に入るねばねばゼリーを渡す。 大地のかなづち ハンマースキル30以上エルシオン学院クリア後(ストーリー攻略10) 082 こうらを背負って エルシオン学院1F小部屋 メイ先生 カメのこうら(トータスアーマーは不可)を装備したキャラクターが、ラストバッターではぐれメタルにとどめをさす。ラストバッターは会心補正も必中補正もないので、イメージよりはるかに過酷。ネイルスクラッチやどくばりで確実に削り、あとは運に任せるしかない。レンジャーの秘伝書を持たせ、会心に賭けるのも有効。 ハンマーの秘伝書 ハンマースキル100クエスト081をクリア 083 弓使いの条件 エルシオン学院講堂 弓使いガルシス アサシンエミューをバードシュートで10匹倒す あらしの弓 弓スキル30以上エルシオン学院クリア後(ストーリー攻略10) 084 トップをめざせ! エルシオン学院講堂 ガルシス先生 ボストロール10匹を、さみだれうちで倒す。その後にビクトリーパンツを渡す 弓の秘伝書 弓スキル100クエスト083をクリア 085 もどれブーメラン! エルシオン学院講堂前広場 ルルズ メタルスライムをパワフルスローで1匹倒す。※「西の橋」は、かがみ石の採集ポイントのある場所にかかっている橋の事。地名としてはヤハーン湿地。イベントのあと依頼者に話しに行く。 イーグルフェザー ブーメランスキル30以上エルシオン学院クリア後(ストーリー攻略10) 086 それいけ! 洞くつ探検隊! エルシオン学院学生寮前 マリア エルシオン学院の学生寮前のマリアと会話。エルシオン学院2Fの美術室の机の下でメモ発見。海辺の洞くつでガマキャノン、サンマロウ北の洞くつでメタルハンター、魔獣の洞くつでうごくせきぞうをブーメラン系の武器で倒し手に入れた巻物3つを渡す。対象の敵が巻物を落とす確率はかなり低い(5%程度)ので気長に。 ブーメランの秘伝書 ブーメランスキル100クエスト085をクリア 087 プリスナーのお気に入り エルシオン学院学院長の隣の部屋 プリスナー先生 盾で10回ガードする。受注したまま後回しにしておけば勝手に達成している。何故かミラーアーマー等での敵の攻撃呪文の反射もガードにカウントされる。自分の守備力が高すぎてノーダメになる場合は盾ガードが発生しないので注意。また、マルチプレイのゲストが盾ガードしても無効 ホワイトシールド 盾スキル30以上エルシオン学院クリア後(ストーリー攻略10) 088 プリスナーの盾 エルシオン学院学院長の隣の部屋 プリスナー先生 キラーマシンをシールドアタックで10体倒すシールドアタックを使う味方にバイキルトをかけるか、2人以上でやるとやりやすいマルチプレイのゲストが撃破しても有効 盾の秘伝書 盾スキル100クエスト087をクリア 089 素手で戦うということ エルシオン学院講堂 クウォン先生 ガメゴンをせいけんづきで10匹倒す いかりのタトゥー 素手スキル30以上エルシオン学院クリア後(ストーリー攻略10) 090 徒手空拳の試練 エルシオン学院講堂 クウォン先生 宝の地図ダンジョンのB10F以降で装備品を何も身に着けずに魔物を通常攻撃で50匹倒すB10F以降になるダンジョンは大体レベル45〜50以上。これくらいになると通常のフィールドに出ない魔物も出るので油断は禁物。出現モンスター(宝の地図)を参考にして倒しやすい魔物を選ぶといい。(B10Fの出現モンスターはB1で出てくるモンスターの2ランク上)トドメをさすキャラ以外は装備をしてもいいので、無装備者を後列に回してバイキルトなどで強化して攻撃させると良い。ザオラル等で復活した敵を再び倒してもカウントされる。B10F以降であればボスも1回とカウントされる。 素手の秘伝書 素手スキル100クエスト089をクリア 091 小さな村の用心棒 ナザム村 トクゾー 怒らせた状態の敵(種類は問わない)を通常攻撃の会心の一撃で3体倒す「くちぶえ」を使い、スキル:会心率アップがついている武器でひたすら殴る会心率アップがついていても1/16程度の確率でしかないので気長攻撃すると怒ってくれる敵(ドミール火山のりゅう兵士など)を探すか同じグループで無限わきするデビルスノーなどだと多少効率が良い(「くちぶえ」役ひとり、怒ったやつから皆で攻撃。戦闘一回(アルファベット一回り)で会心3回クリア。どのアルファベットが怒っているかは「しらべる」でわかる。)戦士の必殺技の会心必中は(通常攻撃でないので)無効レンジャーの秘伝書をもって毒の沼などでHPを減らしてやるとやりやすい 戦士のよろい 戦士Lv15以上 092 3人の戦士 ナザム村 トクゾー ドミール火山のりゅう兵士を怒らせた状態にして10体倒す倒す手段は問わないのでクエスト091よりはるかに楽3Fにはりゅう兵士のシンボルしか出ないフロアがあるので、そちらでやると良い 5000G戦士の秘伝書 戦士Lv40以上クエスト091をクリア 093 タマゴの守り人 ナザム村 井戸にいるおじいさん ナザム近辺の魔物の攻撃を30回防御ダークホビット・レッドサイクロンが全体攻撃を持っているので、全員で防御していればすぐに達成できるマルチプレイのゲストが防御しても有効だがダメージを受けないとなった場合は誰でも無効 ぎょうじゃのほういにそうのころも 僧侶Lv15以上 094 慈愛の心 ナザム村 井戸にいるおじいさん 戦闘中にひん死(HPの色が オレンジ の状態)のキャラ(自身でも可)に20回ベホイムをかけるドミール火山の壁際の溶岩の上で壁に向かって歩いたりHPパサー、体当たりを利用すれば楽にHPを減らせる瀕死状態でモンスターに攻撃されるとまずいので、誰かにかばわせるか弱いモンスターと戦うとよい。マルチプレイのゲストからのベホイムは無効 そうりょの秘伝書 僧侶Lv40以上クエスト093をクリア 095 杖の妖精 ダーマ神殿 宿屋 メレ&ミリ メラで敵(種類は問わない)を10匹倒すようせいの杖は達成後返却(装備者をルイーダの酒場に預けている場合は除く)マルチプレイのゲストが撃破しても有効 まじないしの服まじょの服 魔法使いLv15以上ダーマの塔クリア後(ストーリー攻略5) 096 妖精のねがい ダーマ神殿 宿屋 メレ&ミリ ようせいの杖による通常攻撃でデスプリーストを10匹倒す倒すのは魔法使い以外でもよい杖を装備できる攻撃力の強いキャラが倒すのがベスト相手のザオラルで生き返った個体を再度倒すとその分もカウントされるマルチプレイのゲストが撃破しても有効 まほうつかいの書ようせいの杖 魔法使いLv40以上クエスト095をクリア 097 ハオチュンの試練 ダーマ神殿 ハオチュン サンマロウ北の洞窟近辺にいるリカントマムルを5体、おたけびで「やすみ」状態のまま倒す(武闘家の必殺技「一喝」でも可)おたけびが成功しても、相手に行動(「リカントマムルはこしをぬかしている!」と表示)されると、「やすみ」状態が解けてしまうのでノーカウント。リカントマムルよりも遅いキャラがおたけびを使い、成功したら次のターンにリカントマムルよりも早いキャラがとどめを刺せば簡単。 しんそくのパオ 武闘家Lv15以上ダーマの塔クリア後(ストーリー攻略5) 098 武闘家のきわみ ダーマ神殿 超天道士 通常攻撃の会心の一撃でゴーレム(ビタリ海岸・竜のつばさ地方)を10匹倒すあくまでも通常攻撃での会心の一撃で、まじん斬りなどの特技系ではカウントされないので、気長にいくか、レンジャーの秘伝書を入手してからでも遅くない ぶとうかの秘伝書 武闘家Lv40以上クエスト097をクリア 099 盗賊団の仲間入り カラコタ橋 デュリオ サンマロウ北の洞窟にいるメタルハンターから「資産家の財宝」を盗む ※通常盗めるアイテムとは別の判定 ぎぞくのジャケットぎぞくのチュニック1000G 盗賊Lv15以上 100 デュリオのカタキ討ち カラコタ橋 デュリオ カズチャ村の地下1階にいるようじゅつしから「ぬすむ」で「ムーンダイヤモンド」を盗む(※通常盗めるアイテムとは別の判定)※1階ではなく、地下1階に出現する個体なので注意カズチャ村に入って最初のテントを過ぎた辺りに地下1階への階段あり達成後にイベント発生、その後デュリオに会うと終了 とうぞくの秘伝書10000G 盗賊Lv40以上クエスト099をクリア 前のクエスト:クエスト061〜080 次のクエスト:クエスト101〜120 クエスト一覧 pgid / pgid / pgid / pgid / pgid / pgid / pgid / pgid 関連項目 pgid pgid pgid
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「しんかのひせき」素材回収考察「げんませき」単体回収 「天使のソーマ」単体回収 「げんませき」「天使のソーマ」連続回収 「しんかのひせき」素材回収考察 最強装備練金時に大量に必要になる「しんかのひせき」の練金素材を効率よく回収する 連続技を使用 「しんかのひせき」=「天使のソーマ」×2+「げんませき」×2+「ときのすいしょう」×1 「天使のソーマ」は S箱に入っている。(9階,10階,13階,14階) 「げんませき」はA箱に入っている。(3階~8階) 「げんませき」単体回収 3階→41s 4階→73s 5階→109s 6階→145s 7階→179s ※8階は346sまで無し 「天使のソーマ」単体回収 9階→26s 10階→40s 13階→131s/166s/203s/238s/275s 14階→165s/202s/237s/274s/309s 「げんませき」「天使のソーマ」連続回収 3階・8階の「げんませき」は諦める 4階~7階で「げんませき」4つ、9階~14階で「天使のソーマ」4つ回収 4階→即あけ 5階→37s 6階→71s 7階→107s 9階→135s 10階→163s 13階→207s 14階→237s
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C箱(3階,5階,10階,13階,15階) 階層 3階 5階 10階 13階 15階 場所 上り階段下 古強者の鎧 128s、151s、224s 古強者のブーツ 55s 悟りのワンピース 203s 神官のタイツ 32s、105s、178s 大魔道シューズ 30s、103s、176s 魔女のブーツ 153s、226s マタドールグラブ 34s、107s、180s 武神のブーツ 即あけ、80s、201s しわよせの帽子 70s、95s、143s、216s しわよせの靴 45s、118s、166s、191s 破滅の盾 57s、130s ドクロのかぶと 82s、155s、228s 秒毎テーブル 階層 3階C箱 5階C箱 10階C箱 13階C箱 15F階C箱 場所 右下部屋 マップ左上右 下り階段左下右 上り階段右 即あけ ぶしんのブーツ けんじゃのせいすい 880G 超ばんのうぐすり 超ばんのうぐすり 15s せいじゃのはい けんじゃのせいすい しわよせのぼうし ちいさなメダル ちいさなメダル 16s 880G けんじゃのせいすい ヘビーメタル ほしのカケラ 17s せいじゃのはい ヘビーメタル 18s 超ばんのうぐすり ほしのカケラ ほしのカケラ ほしのカケラ 19s せいじゃのはい ちいさなメダル 20s 超ばんのうぐすり けんじゃのせいすい ほしのカケラ ほしのカケラ 21s ヘビーメタル グビアナぎんか 22s しわよせのぼうし 23s ヘビーメタル 24s ちいさなメダル けんじゃのせいすい 25s ほしのカケラ 古強者のブーツ 26s ちいさなメダル 27s ほしのカケラ 28s ちいさなメダル しわよせのくつ 29s ほしのカケラ 30s だいまどうシューズ 880G 31s けんじゃのせいすい 32s しんかんのタイツ 33s けんじゃのせいすい せいじゃのはい 34s マタドールグラブ 35s 880G 880G 36s ミミック 37s 880G せいじゃのはい 38s ミミック せいじゃのはい 39s 880G せいじゃのはい 40s せいじゃのはい 超ばんのうぐすり 41s 880G せいじゃのはい 42s せいじゃのはい 43s 超ばんのうぐすり 44s せいじゃのはい ちいさなメダル 45s しわよせのくつ 46s ヘビーメタル 47s ちいさなメダル 48s ヘビーメタル 49s ちいさなメダル 50s ほしのカケラ 51s ちいさなメダル 52s ほしのカケラ 53s ちいさなメダル ほしのカケラ 54s けんじゃのせいすい 55s 古強者のブーツ ほしのカケラ 56s けんじゃのせいすい 57s はめつの盾 ほしのカケラ 58s けんじゃのせいすい 59s ミミック ほしのカケラ 60s 880G 61s ミミック 62s 880G 63s ミミック 64s 880G 65s せいじゃのはい 66s 超ばんのうぐすり 67s せいじゃのはい ヘビーメタル 68s 超ばんのうぐすり 69s ヘビーメタル 70s しわよせのぼうし 71s ヘビーメタル 72s ちいさなメダル 73s ヘビーメタル 74s ちいさなメダル 75s ほしのカケラ 76s ちいさなメダル 77s ほしのカケラ 78s ちいさなメダル 79s けんじゃのせいすい 80s ぶしんのブーツ しわよせのくつ 81s けんじゃのせいすい 82s ドクロのかぶと 83s 880G しわよせのぼうし 84s ミミック 85s 880G しわよせのぼうし 86s ミミック 87s 880G 88s せいじゃのはい 89s 880G 90s せいじゃのはい ミスリルこうせき 91s 超ばんのうぐすり 92s せいじゃのはい 93s 超ばんのうぐすり 94s ヘビーメタル 95s しわよせのぼうし 96s ヘビーメタル 97s ちいさなメダル 98s ほしのカケラ 99s ちいさなメダル 100s ほしのカケラ 101s ちいさなメダル 102s ほしのカケラ 103s だいまどうシューズ 104s けんじゃのせいすい 105s しんかんのタイツ 106s けんじゃのせいすい 107s マタドールグラブ 108s 880G 109s ミミック 110s 880G 111s ミミック 112s 880G 113s せいじゃのはい 114s 880G 115s せいじゃのはい 116s 超ばんのうぐすり 117s ヘビーメタル 118s しわよせのくつ 119s ヘビーメタル 120s ちいさなメダル 121s ヘビーメタル 122s ちいさなメダル 123s ほしのカケラ 124s ちいさなメダル 125s ほしのカケラ 126s ちいさなメダル 127s けんじゃのせいすい ちいさなメダル 128s 古強者のブーツ 129s けんじゃのせいすい 130s はめつの盾 131s けんじゃのせいすい 132s ミミック 133s 880G 134s ミミック 135s 880G 136s ミミック 137s 880G 138s せいじゃのはい 139s 超ばんのうぐすり 140s せいじゃのはい 141s 超ばんのうぐすり 142s ヘビーメタル 143s しわよせのぼうし 144s ヘビーメタル 145s ちいさなメダル 146s ヘビーメタル 147s ちいさなメダル 148s ほしのカケラ 149s ちいさなメダル 150s ほしのカケラ 151s 古強者のよろい 152s けんじゃのせいすい 153s まじょのブーツ 154s けんじゃのせいすい 155s ドクロのかぶと 156s 880G 157s ミミック 158s 880G 159s ミミック 160s 880G 161s せいじゃのはい 162s 880G 163s せいじゃのはい 164s 超ばんのうぐすり 165s せいじゃのはい 166s しわよせのくつ 167s ヘビーメタル 168s ちいさなメダル 169s ヘビーメタル 170s ちいさなメダル 171s ほしのカケラ 172s ちいさなメダル 173s ほしのカケラ 174s ちいさなメダル 175s ほしのカケラ 176s だいまどうシューズ 177s けんじゃのせいすい 178s しんかんのタイツ 179s けんじゃのせいすい 180s マタドールグラブ 181s 880G 182s ミミック 183s 880G 184s ミミック 185s 880G 186s せいじゃのはい 187s 880G 188s せいじゃのはい 189s 超ばんのうぐすり 190s ヘビーメタル 191s しわよせのくつ 192s ヘビーメタル 193s ちいさなメダル 194s ヘビーメタル 195s ちいさなメダル 196s ほしのカケラ 197s ちいさなメダル 198s ほしのカケラ 199s ちいさなメダル 200s けんじゃのせいすい 201s ぶしんのブーツ 202s けんじゃのせいすい 203s さとりのワンピース 204s けんじゃのせいすい 205s ミミック 206s 880G 207s ミミック 208s 880G 209s ミミック 210s 880G 211s せいじゃのはい 212s 超ばんのうぐすり 213s せいじゃのはい 214s 超ばんのうぐすり 215s ヘビーメタル 216s しわよせのぼうし 217s ヘビーメタル 218s ちいさなメダル 219s ほしのカケラ 220s ちいさなメダル 221s ほしのカケラ 222s ちいさなメダル 223s ほしのカケラ 224s 古強者のよろい 225s けんじゃのせいすい 226s まじょのブーツ 227s けんじゃのせいすい 228s ドクロのかぶと 229s 880G 230s ミミック 231s 880G 232s ミミック 233s 880G 234s せいじゃのはい 235s 880G 236s せいじゃのはい 237s 超ばんのうぐすり 238s せいじゃのはい 239s しわよせのくつ 240s ヘビーメタル 241s ちいさなメダル 242s ヘビーメタル 243s ちいさなメダル 244s ほしのカケラ 245s ちいさなメダル 246s ほしのカケラ 247s ちいさなメダル 248s ほしのカケラ 249s だいまどうシューズ 250s けんじゃのせいすい 251s はめつの盾 252s けんじゃのせいすい 253s ミミック 254s 880G 255s ミミック 256s 880G 257s ミミック 258s 880G 259s せいじゃのはい 260s 880G 261s せいじゃのはい 262s 超ばんのうぐすり 263s ヘビーメタル 264s しわよせのくつ 265s ヘビーメタル 266s ちいさなメダル 267s ヘビーメタル 268s ちいさなメダル 269s ほしのカケラ 270s ちいさなメダル 271s ほしのカケラ 272s ちいさなメダル 273s けんじゃのせいすい 274s ぶしんのブーツ 275s けんじゃのせいすい 276s さとりのワンピース 277s けんじゃのせいすい 278s ミミック 279s 880G 280s ミミック 281s 880G 282s ミミック 283s 880G 284s せいじゃのはい 285s 超ばんのうぐすり 286s せいじゃのはい 287s 超ばんのうぐすり 288s ヘビーメタル 289s しわよせのぼうし 290s ヘビーメタル 291s ちいさなメダル 292s ほしのカケラ 293s ちいさなメダル 294s ほしのカケラ 295s ちいさなメダル 296s ほしのカケラ 297s 古強者のよろい 298s けんじゃのせいすい
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D箱(7階,14階)主なアイテム入手秒数 E箱(12階)主なアイテム入手秒数 F箱(12階)主なアイテム入手秒数 秒毎テーブル D箱(7階,14階) 主なアイテム入手秒数 7階 14階 上り階段右下 下り階段上 しわよせのくつ 47s 212s~216s しわよせのぼうし 97s 217s~221s はめつの盾 59s 16s~18s ドクロのかぶと 84s 21s~23s 古強者のよろい 153s 261s~262s 古強者のブーツ 57s 即 ぶしんのブーツ 82s 269s~270s だいまどうシューズ 32s 264s~265s まじょのブーツ 155s 271s~273s しんかんのタイツ 34s 15s マタドールグラブ 36s 24s~25s さとりのワンピース 205s 19s~20s E箱(12階) 主なアイテム入手秒数 12階 上り階段右上 ゆうわくの弓 18s~20s ふしぎなボレロ 21s~22s ひらめきのジュエル 247s~252s F箱(12階) 主なアイテム入手秒数 12階 右下部屋中央 あらくれズボン 15s あらくれブーツ 85s あらくれマスク 194s あらくれベルト 264s メイド服 48s ヘッドドレス 50s あぶないビスチェ 66s まてきの杖 220s 秒毎テーブル 7階D箱 12階F箱 12階E箱 14階D箱 上り階段右下 右下部屋中央 上り階段右上 下り階段下 即あけ ちいさなメダル まほうのせいすい かがみ石 古強者のブーツ 15s ミミック あらくれズボン かがみ石 しんかんのタイツ 16s 880G ミミック かがみ石 はめつの盾 17s せいじゃのはい ぶどうエキス かがみ石 はめつの盾 18s 880G ミミック ゆうわくの弓 はめつの盾 19s せいじゃのはい ぶどうエキス ゆうわくの弓 さとりのワンピース 20s 超ばんのうぐすり ばんのうぐすり ゆうわくの弓 さとりのワンピース 21s せいじゃのはい ぶどうエキス ふしぎなボレロ ドクロのかぶと 22s 超ばんのうぐすり ばんのうぐすり ふしぎなボレロ ドクロのかぶと 23s ヘビーメタル とうこんエキス せいじゃのはい ドクロのかぶと 24s しわよせのぼうし ばんのうぐすり せいじゃのはい マタドールグラブ 25s ヘビーメタル とうこんエキス せいじゃのはい マタドールグラブ 26s ちいさなメダル ばんのうぐすり うらみのほうじゅ ミミック 27s ほしのカケラ とうこんエキス うらみのほうじゅ ミミック 28s ちいさなメダル ばんのうぐすり ミミック ミミック 29s ほしのカケラ とうこんエキス ミミック ミミック 30s ちいさなメダル ヘパイトスのひだね ミミック ミミック 31s ほしのカケラ ちいさなメダル ミミック ミミック 32s だいまどうシューズ ヘパイトスのひだね ミミック ミミック 33s けんじゃのせいすい ちいさなメダル ミミック ミミック 34s しんかんのタイツ ヘパイトスのひだね ミミック ミミック 35s けんじゃのせいすい ちいさなメダル ミミック ミミック 36s マタドールグラブ ヘパイトスのひだね ミミック ミミック 37s 880G ちいさなメダル ミミック ミミック 38s ミミック まほうのせいすい ミミック ミミック 39s 880G ちいさなメダル ミミック ミミック 40s ミミック まほうのせいすい ミミック ミミック 41s 880G あやかしそう ミミック ミミック 42s せいじゃのはい まほうのせいすい どくどくヘドロ ミミック 43s 880G あやかしそう どくどくヘドロ ミミック 44s せいじゃのはい まほうのせいすい どくどくヘドロ ミミック 45s 超ばんのうぐすり あやかしそう どくどくヘドロ ミミック 46s せいじゃのはい まほうのせいすい どくどくヘドロ ミミック 47s しわよせのくつ あやかしそう どくどくヘドロ ミミック 48s ヘビーメタル メイド服 どくどくヘドロ ミミック 49s ちいさなメダル あやかしそう どくどくヘドロ ミミック 50s ヘビーメタル ヘッドドレス どくどくヘドロ ミミック 51s ちいさなメダル ミミック どくどくヘドロ ミミック 52s ほしのカケラ ぶどうエキス どくどくヘドロ ミミック 53s ちいさなメダル ミミック どくどくヘドロ せいじゃのはい 54s ほしのカケラ ぶどうエキス どくどくヘドロ せいじゃのはい 55s ちいさなメダル ばんのうぐすり どくどくヘドロ せいじゃのはい 56s けんじゃのせいすい ぶどうエキス どくどくヘドロ せいじゃのはい 57s 古強者のブーツ ばんのうぐすり どくどくヘドロ せいじゃのはい 58s けんじゃのせいすい ぶどうエキス どくどくヘドロ せいじゃのはい 59s はめつの盾 ばんのうぐすり どくどくヘドロ せいじゃのはい 60s けんじゃのせいすい とうこんエキス どくどくヘドロ せいじゃのはい 61s ミミック ばんのうぐすり どくどくヘドロ せいじゃのはい 62s 880G とうこんエキス どくどくヘドロ せいじゃのはい 63s ミミック ばんのうぐすり どくどくヘドロ せいじゃのはい 64s 880G とうこんエキス どくどくヘドロ せいじゃのはい 65s ミミック ヘパイトスのひだね どくどくヘドロ せいじゃのはい 66s 880G あぶないビスチェ どくどくヘドロ せいじゃのはい 67s せいじゃのはい ヘパイトスのひだね どくどくヘドロ せいじゃのはい 68s 超ばんのうぐすり ちいさなメダル どくどくヘドロ せいじゃのはい 69s せいじゃのはい ヘパイトスのひだね どくどくヘドロ せいじゃのはい 70s 超ばんのうぐすり ちいさなメダル どくどくヘドロ せいじゃのはい 71s ヘビーメタル ヘパイトスのひだね どくどくヘドロ せいじゃのはい 72s しわよせのぼうし ちいさなメダル どくどくヘドロ せいじゃのはい 73s ヘビーメタル まほうのせいすい どくどくヘドロ せいじゃのはい 74s ちいさなメダル ちいさなメダル どくどくヘドロ せいじゃのはい 75s ヘビーメタル まほうのせいすい どくどくヘドロ せいじゃのはい 76s ちいさなメダル あやかしそう どくどくヘドロ せいじゃのはい 77s ほしのカケラ まほうのせいすい どくどくヘドロ せいじゃのはい 78s ちいさなメダル あやかしそう どくどくヘドロ せいじゃのはい 79s ほしのカケラ まほうのせいすい どくどくヘドロ ヘビーメタル 80s ちいさなメダル あやかしそう どくどくヘドロ ヘビーメタル 81s けんじゃのせいすい まほうのせいすい 花のみつ ヘビーメタル 82s ぶしんのブーツ あやかしそう 花のみつ ヘビーメタル 83s けんじゃのせいすい まほうのせいすい 花のみつ ヘビーメタル 84s ドクロのかぶと あやかしそう 花のみつ ヘビーメタル 85s 880G あらくれブーツ 花のみつ ヘビーメタル 86s ミミック あやかしそう 花のみつ ヘビーメタル 87s 880G あらくれズボン 花のみつ ヘビーメタル 88s ミミック ミミック 花のみつ ヘビーメタル 89s 880G ぶどうエキス 花のみつ ヘビーメタル 90s せいじゃのはい ミミック 花のみつ ヘビーメタル 91s 880G ぶどうエキス 花のみつ ヘビーメタル 92s せいじゃのはい ばんのうぐすり 花のみつ ヘビーメタル 93s 超ばんのうぐすり ぶどうエキス 花のみつ ヘビーメタル 94s せいじゃのはい ばんのうぐすり 花のみつ ヘビーメタル 95s 超ばんのうぐすり とうこんエキス 花のみつ ヘビーメタル 96s ヘビーメタル ばんのうぐすり 花のみつ ヘビーメタル 97s しわよせのぼうし とうこんエキス 花のみつ ヘビーメタル 98s ヘビーメタル ばんのうぐすり 花のみつ ヘビーメタル 99s ちいさなメダル とうこんエキス 花のみつ ヘビーメタル 100s ほしのカケラ ばんのうぐすり 花のみつ ヘビーメタル 101s ちいさなメダル とうこんエキス 花のみつ ヘビーメタル 102s ほしのカケラ ヘパイトスのひだね 花のみつ ヘビーメタル 103s ちいさなメダル ちいさなメダル 花のみつ ヘビーメタル 104s ほしのカケラ ヘパイトスのひだね 花のみつ ヘビーメタル 105s だいまどうシューズ ちいさなメダル 花のみつ ほしのカケラ 106s けんじゃのせいすい ヘパイトスのひだね 花のみつ ほしのカケラ 107s しんかんのタイツ ちいさなメダル 花のみつ ほしのカケラ 108s けんじゃのせいすい ヘパイトスのひだね 花のみつ ほしのカケラ 109s マタドールグラブ ちいさなメダル 花のみつ ほしのカケラ 110s 880G まほうのせいすい 花のみつ ほしのカケラ 111s ミミック ちいさなメダル 花のみつ ほしのカケラ 112s 880G まほうのせいすい 花のみつ ほしのカケラ 113s ミミック あやかしそう 花のみつ ほしのカケラ 114s 880G まほうのせいすい 花のみつ ほしのカケラ 115s せいじゃのはい あやかしそう 花のみつ ほしのカケラ 116s 880G まほうのせいすい 花のみつ ほしのカケラ 117s せいじゃのはい あやかしそう 花のみつ ほしのカケラ 118s 超ばんのうぐすり まほうのせいすい 花のみつ ほしのカケラ 119s ヘビーメタル あやかしそう 花のみつ ほしのカケラ 120s しわよせのくつ メイド服 ちいさなメダル ほしのカケラ 121s ヘビーメタル あやかしそう ちいさなメダル ほしのカケラ 122s ちいさなメダル ヘッドドレス ちいさなメダル ほしのカケラ 123s ヘビーメタル ミミック ちいさなメダル ほしのカケラ 124s ちいさなメダル ぶどうエキス ちいさなメダル ほしのカケラ 125s ほしのカケラ ミミック ちいさなメダル ほしのカケラ 126s ちいさなメダル ぶどうエキス ちいさなメダル ほしのカケラ 127s ほしのカケラ ばんのうぐすり ちいさなメダル ほしのカケラ 128s ちいさなメダル ぶどうエキス ちいさなメダル ほしのカケラ 129s けんじゃのせいすい ばんのうぐすり ちいさなメダル ほしのカケラ 130s 古強者のブーツ ぶどうエキス ちいさなメダル ほしのカケラ 131s けんじゃのせいすい ばんのうぐすり ちいさなメダル けんじゃのせいすい 132s はめつの盾 とうこんエキス ちいさなメダル けんじゃのせいすい 133s けんじゃのせいすい ばんのうぐすり ちいさなメダル けんじゃのせいすい 134s ミミック とうこんエキス ちいさなメダル けんじゃのせいすい 135s 880G ばんのうぐすり ちいさなメダル けんじゃのせいすい 136s ミミック とうこんエキス ちいさなメダル けんじゃのせいすい 137s 880G ばんのうぐすり ちいさなメダル けんじゃのせいすい 138s ミミック あぶないビスチェ ちいさなメダル けんじゃのせいすい 139s 880G ヘパイトスのひだね ちいさなメダル けんじゃのせいすい 140s せいじゃのはい ちいさなメダル ちいさなメダル けんじゃのせいすい 141s 超ばんのうぐすり ヘパイトスのひだね ちいさなメダル けんじゃのせいすい 142s せいじゃのはい ちいさなメダル ちいさなメダル けんじゃのせいすい 143s 超ばんのうぐすり ヘパイトスのひだね ちいさなメダル けんじゃのせいすい 144s ヘビーメタル ちいさなメダル ちいさなメダル けんじゃのせいすい 145s しわよせのぼうし まほうのせいすい ちいさなメダル けんじゃのせいすい 146s ヘビーメタル ちいさなメダル ちいさなメダル けんじゃのせいすい 147s ちいさなメダル まほうのせいすい ちいさなメダル けんじゃのせいすい 148s ヘビーメタル あやかしそう ちいさなメダル けんじゃのせいすい 149s ちいさなメダル まほうのせいすい ちいさなメダル けんじゃのせいすい 150s ほしのカケラ あやかしそう ちいさなメダル けんじゃのせいすい 151s ちいさなメダル まほうのせいすい グビアナぎんか けんじゃのせいすい 152s ほしのカケラ あやかしそう グビアナぎんか けんじゃのせいすい 153s 古強者のよろい まほうのせいすい グビアナぎんか けんじゃのせいすい 154s けんじゃのせいすい あやかしそう グビアナぎんか けんじゃのせいすい 155s まじょのブーツ まほうのせいすい グビアナぎんか けんじゃのせいすい 156s けんじゃのせいすい あやかしそう グビアナぎんか けんじゃのせいすい 157s ドクロのかぶと あらくれブーツ グビアナぎんか 880G 158s 880G あやかしそう グビアナぎんか 880G 159s ミミック あらくれズボン グビアナぎんか 880G 160s 880G ミミック グビアナぎんか 880G 161s ミミック ぶどうエキス グビアナぎんか 880G 162s 880G ミミック グビアナぎんか 880G 163s せいじゃのはい ぶどうエキス グビアナぎんか 880G 164s 880G ばんのうぐすり グビアナぎんか 880G 165s せいじゃのはい ぶどうエキス グビアナぎんか 880G 166s 超ばんのうぐすり ばんのうぐすり グビアナぎんか 880G 167s せいじゃのはい とうこんエキス グビアナぎんか 880G 168s しわよせのくつ ばんのうぐすり グビアナぎんか 880G 169s ヘビーメタル とうこんエキス グビアナぎんか 880G 170s ちいさなメダル ばんのうぐすり グビアナぎんか 880G 171s ヘビーメタル とうこんエキス グビアナぎんか 880G 172s ちいさなメダル ばんのうぐすり グビアナぎんか 880G 173s ほしのカケラ とうこんエキス グビアナぎんか 880G 174s ちいさなメダル ヘパイトスのひだね グビアナぎんか 880G 175s ほしのカケラ ちいさなメダル グビアナぎんか 880G 176s ちいさなメダル ヘパイトスのひだね グビアナぎんか 880G 177s ほしのカケラ ちいさなメダル まほうのせいすい 880G 178s だいまどうシューズ ヘパイトスのひだね まほうのせいすい 880G 179s けんじゃのせいすい ちいさなメダル まほうのせいすい 880G 180s しんかんのタイツ ヘパイトスのひだね まほうのせいすい 880G 181s けんじゃのせいすい ちいさなメダル まほうのせいすい 880G 182s マタドールグラブ まほうのせいすい まほうのせいすい 880G 183s 880G ちいさなメダル まほうのせいすい 880G 184s ミミック まほうのせいすい まほうのせいすい 880G 185s 880G あやかしそう まほうのせいすい 880G 186s ミミック まほうのせいすい まほうのせいすい 880G 187s 880G あやかしそう まほうのせいすい 880G 188s せいじゃのはい まほうのせいすい まほうのせいすい 880G 189s 880G あやかしそう まほうのせいすい 880G 190s せいじゃのはい まほうのせいすい まほうのせいすい 880G 191s 超ばんのうぐすり あやかしそう まほうのせいすい 880G 192s ヘビーメタル メイド服 まほうのせいすい 880G 193s しわよせのくつ あやかしそう まほうのせいすい 880G 194s ヘビーメタル あらくれマスク まほうのせいすい 880G 195s ちいさなメダル ミミック まほうのせいすい 880G 196s ヘビーメタル ぶどうエキス まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 197s ちいさなメダル ミミック まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 198s ほしのカケラ ぶどうエキス まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 199s ちいさなメダル ばんのうぐすり まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 200s ほしのカケラ ぶどうエキス まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 201s ちいさなメダル ばんのうぐすり まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 202s けんじゃのせいすい ぶどうエキス まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 203s ぶしんのブーツ ばんのうぐすり まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 204s けんじゃのせいすい とうこんエキス まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 205s さとりのワンピース ばんのうぐすり まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 206s けんじゃのせいすい とうこんエキス まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 207s ミミック ばんのうぐすり まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 208s 880G とうこんエキス まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 209s ミミック ばんのうぐすり まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 210s 880G あぶないビスチェ まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 211s ミミック ヘパイトスのひだね まほうのせいすい 超ばんのうぐすり 212s 880G ちいさなメダル まほうのせいすい しわよせのくつ 213s せいじゃのはい ヘパイトスのひだね まほうのせいすい しわよせのくつ 214s 超ばんのうぐすり ちいさなメダル まほうのせいすい しわよせのくつ 215s せいじゃのはい ヘパイトスのひだね まほうのせいすい しわよせのくつ 216s 超ばんのうぐすり ちいさなメダル 670G しわよせのくつ 217s ヘビーメタル まほうのせいすい 670G しわよせのぼうし 218s しわよせのぼうし ちいさなメダル 670G しわよせのぼうし 219s ヘビーメタル まほうのせいすい 670G しわよせのぼうし 220s ちいさなメダル まてきの杖 670G しわよせのぼうし 221s ほしのカケラ まほうのせいすい 670G しわよせのぼうし 222s ちいさなメダル あやかしそう 670G ちいさなメダル 223s ほしのカケラ まほうのせいすい 670G ちいさなメダル 224s ちいさなメダル あやかしそう 670G ちいさなメダル 225s ほしのカケラ まほうのせいすい 670G ちいさなメダル 226s 古強者のよろい あやかしそう 670G ちいさなメダル 227s けんじゃのせいすい まほうのせいすい 670G ちいさなメダル 228s まじょのブーツ あやかしそう 670G ちいさなメダル 229s けんじゃのせいすい あらくれブーツ 670G ちいさなメダル 230s ドクロのかぶと あやかしそう 670G ちいさなメダル 231s 880G あらくれズボン 670G ちいさなメダル 232s ミミック ミミック 670G ちいさなメダル 233s 880G ぶどうエキス 670G ちいさなメダル 234s ミミック ミミック 670G ちいさなメダル 235s 880G ぶどうエキス 670G ちいさなメダル 236s せいじゃのはい ばんのうぐすり 670G ちいさなメダル 237s 880G ぶどうエキス 670G ちいさなメダル 238s せいじゃのはい ばんのうぐすり 670G ちいさなメダル 239s 超ばんのうぐすり とうこんエキス 670G ちいさなメダル 240s せいじゃのはい ばんのうぐすり 670G ちいさなメダル 241s しわよせのくつ とうこんエキス 670G ちいさなメダル 242s ヘビーメタル ばんのうぐすり 670G ちいさなメダル 243s ちいさなメダル とうこんエキス 670G ちいさなメダル 244s ヘビーメタル ばんのうぐすり 670G ちいさなメダル 245s ちいさなメダル とうこんエキス 670G ちいさなメダル 246s ほしのカケラ ヘパイトスのひだね 670G ちいさなメダル 247s ちいさなメダル ちいさなメダル ひらめきのジュエル ちいさなメダル 248s ほしのカケラ ヘパイトスのひだね ひらめきのジュエル ちいさなメダル 249s ちいさなメダル ちいさなメダル ひらめきのジュエル ちいさなメダル 250s ほしのカケラ ヘパイトスのひだね ひらめきのジュエル ちいさなメダル 251s だいまどうシューズ ちいさなメダル ひらめきのジュエル ちいさなメダル 252s けんじゃのせいすい ヘパイトスのひだね ひらめきのジュエル ちいさなメダル 253s はめつの盾 ちいさなメダル つけもの石 ちいさなメダル 254s けんじゃのせいすい まほうのせいすい つけもの石 ちいさなメダル 255s ミミック ちいさなメダル つけもの石 ちいさなメダル 256s 880G まほうのせいすい つけもの石 ちいさなメダル 257s ミミック あやかしそう つけもの石 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マタドールグラブ 287s 超ばんのうぐすり ヘパイトスのひだね うらみのほうじゅ ミミック 288s せいじゃのはい ちいさなメダル うらみのほうじゅ ミミック 289s 超ばんのうぐすり まほうのせいすい ミミック ミミック 290s ヘビーメタル ちいさなメダル ミミック ミミック 291s しわよせのぼうし まほうのせいすい ミミック ミミック 292s ヘビーメタル まてきの杖 ミミック ミミック 293s ちいさなメダル まほうのせいすい ミミック ミミック 294s ほしのカケラ あやかしそう ミミック ミミック 295s ちいさなメダル まほうのせいすい ミミック ミミック 296s ほしのカケラ あやかしそう ミミック ミミック 297s ちいさなメダル まほうのせいすい ミミック ミミック 298s ほしのカケラ あやかしそう ミミック ミミック 299s 古強者のよろい まほうのせいすい ミミック ミミック 300s けんじゃのせいすい あやかしそう ミミック ミミック
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小説ドラゴンクエストV 天空の花嫁 作/久美沙織 イラスト/椎名咲月 17 :ドラゴンクエスト5:2012/08/11(土) 04 13 24.13 ID f6ZURcWz 大まかなストーリーは原作通りなので、モンスター周りだけを適当に。 ・ピエール(スライムナイト) 本作の第二の主人公と言っても過言ではない。 マーサ(とイブール)の幼馴染のスライムという設定で、二巻の冒頭は 彼らのエルヘブンでの生活から始まる。 マーサを守るためにスライムナイトになろうとするが、洞窟でそのための試練に耐えている間に エルヘブンにやってきたパパスがマーサと駆け落ちしてしまう。 オークの戦士に拾われたピエールは、修行を重ねオラクルベリー周辺の魔物を取りまとめる立場にまでなったが 偶然リュカ(主人公)に襲いかかった際に、マーサの面影を感じ、彼女の息子だと知ると 臣下の礼を取って彼に仕えるようになる。 結構なお年らしく(パパスやマーサよりもちょっと若いくらい?)以降はパーティのサブリーダーとして活躍し 若い仲間たちの迂闊な言動を嗜めたり、悩む姿を見て諭したりするシーンも多い。 リュカ(主人公)やティミー(勇者)の剣の師にもなり、時に厳しい言動をする事も。 原作ではジャミに比べてあっさりしていたゴンズだが、光の教団に恭順しなかった養父のオークの仇という設定が追加され リュカと仇の取り合いで足を引っ張りあい、結果的に不意打ちに近い形でピエールがゴンズを討ち取り 仇討ちとは汚い物だから、リュカにはそういう事をして欲しくないと諭す。 この発言を受けてか、ゲマは人が捨てたがっている心の集合体という設定とされて リュカは自分の心の暗い部分を受け入れ、仇討ちとは言い難い形でゲマとの決着をつける。 イブールとの戦いでは、ピエールがマーサと一緒に居た貧弱なスライムである事に気づき 安易に闇の力を受け入れた自分にはない強い生命の力を見てイブールが涙を流すという 完全に主人公状態だった。 18 :ドラゴンクエスト5:2012/08/11(土) 04 25 18.25 ID f6ZURcWz ・スミス(腐った死体) 本作の第二のヒロイン。 パーティのムードメーカーで、ビアンカに一目惚れしてしまい 何かと彼女のために働くようになる。 が、当然ビアンカはリュカと結婚してしまい、新婚の時はスミスの相手がおざなりになってしまった。 スミスは、自分が何か嫌われる事をしてしまったが、自分は脳が腐ってるからそれを忘れてしまったのだと悩むが ピエールに、今ビアンカはリュカと結婚して幸せだから、その幸せな事意外は目に入らないのだと説明する。 黙りこんだスミスを見て、流石にこの失恋は堪えたかと思ったピエールだが、突如ビアンカとリュカが幸せなんだ、やった、万歳!と喜ぶスミスを見て呆然とするのだった。 その後も地味に活躍しつづけ、最後はデモンズタワーでジャミと対峙し ビアンカを守るために、凍える息を受けて凍りついた心臓を残して砕け散る。 それを見て泣き崩れたビアンカを見たジャミは、魔界の重鎮である自分には靡かなかったのに 腐った死体ごときに心を動かされるのかとショックを受け、その隙にリュカの剣に貫かれる事になる。 19 :ドラゴンクエスト5:2012/08/11(土) 04 26 03.15 ID f6ZURcWz ・デモンズタワー人員整理 戴冠式の日、天空の血筋を狙ってグランバニアをジャミの配下の魔物達が襲う。 スラリンとドラきちは、ガンドフに子供達を託して、自分たちが布に包まり 子供のふりをしてわざと攫われたが、それを見たビアンカが子供たちを追って自ら捕まってしまった。 ガンドフは自分の腹をえぐり、その中に子供を隠して彼らを守り抜いた(死亡1) 敵にしがみついたパペックは、自分の体を少しづつ地面に落として、デモンズタワーへの道筋を示した(死亡2) キメラとの戦いでは、スラリンが自身が蒸発するほどの灼熱を使いキメラを撃破するものの(死亡3) 爆風でコドランが塔の外に吹き飛ばされてしまう(後に魔界でグレイトドラゴンの姿で再会) オークとの戦いでは、ドラキチがラナルータで視界を封じ、自分の声で誘導するが 確実に敵を倒すためにリュカに嘘を教え、自身の体ごと貫かせる(死亡4) そしてスミスとリュカはジャミの元に辿り着き・・・(死亡5) 25 :イラストに騙された名無しさん:2012/08/12(日) 16 25 49.39 ID RODa5aRY グランバニアに迫るガーゴイルたちの足止めの為に(描写一切無しで)死んでいったメッキーを省いた 19を俺は許さない 28 :イラストに騙された名無しさん:2012/08/23(木) 00 52 34.43 ID bR5WWFrz 17 細かいツッコミだが、ピエールの養父はオークじゃなくてソルジャーブル。